「たけのこ」は美味しい食材ですが、生たけのこを手に入れた場合は下処理が必要になります。
この下処理のやり方がわからず、悩む方は多いのではないでしょうか?
また、たけのこをした処理した後の保存方法も気になるところです。
そこで今回の記事では、
- たけのこの下処理で簡単な方法とは?
- たけのこを下処理した後の保存方法は?
これらの情報をまとめてみました。
たけのこの下処理で簡単な方法とは?
まずは、たけのこの下処理に必要な材料を揃えるところから始めましょう。
具体的には、以下のようなものが必要となります。
2・鷹の爪(乾燥唐辛子)1~3本
3・たけのこを煮るための鍋
4・竹串(他のものでも代用可能)、タワシ、包丁
以上です。
注意点としては、たけのこのエグ味はアルカリ性によって中和できるという特徴があり、米ぬかがその役割を果たしていることです。
これがあるため、無洗米の場合は米ぬかがついていないために代用できないことに注意しましょう。
それでは、必要な材料を揃えたら、たけのこの下処理をしていきます。
具体的なやり方は、以下のようなものとなります。
2・たけのこの頭の部分を斜めに包丁を入れ、5cmほど切り落とす
3・さらに、縦に1/3~1/2程度の切り込みを入れ、縦に入れた切り込みを手で軽く広げる
4・鍋にたけのこが完全に浸かるくらいまで水を張り、たけのこ・米ぬか1カップ程度(米のとぎ汁で代用可能)・鷹の爪(乾燥唐辛子)を1~3本入れる
5・水が沸騰するまで強火で加熱して、沸騰しだしたら弱火にして50分程度煮る
6・たけのこに竹串を刺して、抵抗なく通ることを確認する
7・火を消して鍋ごと一晩冷ます
8・アク抜き前に入れた切り込みから皮を5枚ほど一気に剥いて、流水で洗う。茶色い部分がなくなり、身が黄色くなるまで皮を剥く
以上です。
アク抜きが終わったら、フタつきの深めの保存容器に茹で汁を入れて、そこにアク抜きをしたたけのこを入れて冷蔵庫で保存しましょう。
茹で汁につけることで、多少アクが残っていても気にならなくなります。
たけのこを下処理した後の保存方法は?
たけのこを下処理した後の保存方法としては、まず前章にあるように茹で汁につけて保存容器に入れる方法があります。
茹で汁につけることで、多少アクが残っていても気にならなくなります。
また、茹で汁を使わずにラップなどを使ってたけのこを包み込み、それを冷蔵庫で保存するという方法もあります。
しかし、この方法はたけのこの表面が乾燥してカピカピになってしまうので注意をしてください。
あるいは、冷凍用保存袋に小さく切ったたけのこと茹で汁を入れて、冷凍庫で冷凍するというやり方があります。
冷凍保存であれば、たけのこを一ヶ月ほど保存することが可能なので、大量のたけのこを貰ったけど消費が間に合わない場合などに対応できるかと思います。
たけのこに関するその他の情報
まとめ
たけのこの下処理は、必要な材料や道具を揃えておけば簡単に実行できます。
また、保存方法も冷凍保存すれば長期間の保存が可能となります。