「夜間の交通事故」では歩行者の死亡事故率が非常に高くなります。
夜間に仕事に出る人などにとっては非常に怖いですよね。
交通事故は加害者も被害者も不幸になってしまうため、絶対に交通事故の発生は防止したいものです。
しかし、交通事故対策といっても具体的な方法がわからないと難しいところです。
そこで今回の記事では、交通事故で夜間に歩行者がすべき対策について、お伝えさせていただきます。
交通事故で夜間に歩行者がすべき対策はこれ!
1・交通ルールを守る
当たり前のことではありますが、交通ルールを守らなければ交通事故に合う可能性は大きく高まります。
例えば、夜間に横断歩道を渡る時、車の交通量がほぼない状態だから歩行者用の信号を無視するなどですね。
こういったことを日常的に繰り返していれば、いずれ重大な交通事故に合うことになるでしょう。
また、交通事故の多くが横断歩道やT字路などで発生していることも注意しておきましょう。
車と出会い頭に接触しそうな場所では「待つ」ことが大切です。
足を止めて、その場所の安全確認をしっかりと行うことが、交通事故防止に効果的であるわけですね。
2・信号がない道路は左右を注意して渡る
場所によっては、横断歩道に歩行者用の信号機がないことがあります。
そういった場合、自分に近い右側から来る車には注意をしますが、左方向から来る車に関しては注意を怠りがちになります。
また、自動車の運転手も、運転手から見て左側からの飛び出しには注意をしていますが、対向車線側から人が横断してくることは想定していないことが多いです。
そのため、歩行者は右側から来る自分に近い車と同じくらい、左側から来る車にも注意しておきましょう。
特に、夜間は人がそこにいるかどうかの認識が難しくなりますからね。
3・道路を斜めに横断しない
道路を横断する時は、道路を真っ直ぐに渡るようにしましょう。
道路を斜めに横断してしまうと、道路にいる時間が長くなり、それだけ車との交通事故が発生する可能性が高くなります。
あるいは、夜間のような交通量が少ない時間帯だと、何度も信号で待つことを嫌がる人が斜め横断をすることがあります。
また、交差点のような十字路だと、面倒を嫌って斜めに道路を渡ろうとする人がいますが、こういった行為は非常に危険です。
そういった場所は、歩行者が斜めに道路を横断することを想定してない場合がほとんどですし、自動車の運転手も想定していない可能性が高いです。
そのため、交通事故が発生する可能性が非常に高くなるので、道路を斜めに横断することは絶対にやめましょう。
4・反射材を身につける
「反射材」とは、再帰反射という性質をもつ素材のことを言います。
再帰反射という性質をもっていると、「光がどのような方向から当たっても光源に向かってそのまま反射する」ようになります。
反射材を身につけていれば、白い服のような明るい色の衣類を身に着けている場合よりも、遠くから自動車の運転手に認識されるようになります。
反射材のキーホルダーやゴムバンドなどが販売されているので、自分の服装に合ったものを選びやすいのも良いですね。
5・安全確認を徹底する
自分が交通ルールを守っていても、自動車側が同じだとは限りません。
例えば、信号が変わるギリギリのタイミングで、無理やり横断歩道に入ってくる自動車は珍しくありませんしね。
また、歩行者用の信号が青でも、右折や左折をしてくる自動車がいる可能性があります。
そのため、「歩行者用の信号が青だから大丈夫」と盲信するのではなく、自分が移動しようとしている場所の車が、きちんと停車しているかなどの安全確認をすることが重要になります。
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交通事故に関するその他の情報
まとめ
交通事故は、被害者と加害者の双方が不幸になってしまいます。
事前に様々な対策を講じて交通事故を防止するようにしましょう。
そのために、この記事がお役立てれば幸いです。