「卵」の賞味期限が切れてしまうことがありますよね。
せっかく買った卵ですから、何とか食べられないかと考える方は多いかと思います。
賞味期限切れの卵は安全に食べられるか、正確な情報が欲しいところです。
そこで今回の記事では、
- 卵の賞味期限切れは食べられる?
- 卵の賞味期限切れは加熱すれば安全?
これらの情報をまとめてみました。
卵の賞味期限切れは食べられる?
結論から言えば、賞味期限切れの卵は加熱調理をすれば食べることができます。
そもそも、卵の賞味期限の意味は「安心して生で食べられる期間」のことを言います。
これは、卵による食中毒の原因の一つである「サルモネラ菌」は常温でもすぐには繁殖しませんが、一定期間を超えると急激に増殖を始めるという特徴があるためです。
そのため、卵の賞味期限はこのサルモネラ菌が増殖し始める前までの期間を中心に考えられているわけですね。
そして、賞味期限切れの卵を食べる場合は、必ず加熱調理をするようにしましょう。
さらに、賞味期限切れの卵が食べられると言っても、記載されている賞味期限の期日から数週間以上の時間が経過している卵の場合は、加熱料理をしても食べることは危険です。
また、注意しないといけないのは、卵の殻にヒビや傷が入っていた場合です。
卵は殻が割れて中身が空気に触れると、雑菌が繁殖しやすい状態になってしまうからですね。
殻にヒビや傷が入ってしまった場合は、賞味期限内であっても生で食べることは避けるようにしましょう。
加熱して食べる場合でも、安全に食べられるのはヒビが入ってから1~2日ほどが限界であることにも注意をしてください。
その他には、卵の賞味期限には「保存温度」が関係していることにも注意をしてください。
例えば、高温の夏はサルモネラ菌が増殖し始める前までの期間が短くなり、寒い冬は逆に長くなります。
スーパーなどで販売している卵は、購入後に家庭で冷蔵庫(10℃以下)に保管される期間(およそ7日間)を含んだ日数として賞味期限が定められています。
ただ、上記にもあるように、「安心して生で食べられる期間」は気温などによって変動する可能性があります。
食中毒になる可能性を避けるためにも、卵はできるだけ早く食べるようにしたいですね。
卵の賞味期限切れは加熱すれば安全?
前章にもあるように、賞味期限切れの卵は加熱調理をすれば食べることができます。
ただ、加熱調理をすれば賞味期限の期日から大きく時間が経過しても大丈夫であるとは言えません。
目安としては、購入後に家庭で冷蔵庫(10℃以下)に保管された卵なら気温が高い時期(4月~10月頃)なら1週間、気温が低い時期(11月頃~3月頃)なら10日前後の期間であれば、加熱調理で安全に食べることができるでしょう。
逆に、この期間を超えた卵は食べることを避けるべきです。
卵に関するその他の情報
まとめ
賞味期限切れの卵は加熱調理をすれば食べることができます。
そもそも、卵の賞味期限の意味は「安心して生で食べられる期間」のことを言います。
これは、卵による食中毒の原因の一つである「サルモネラ菌」は常温でもすぐには繁殖しませんが、一定期間を超えると急激に増殖を始めるという特徴があるためです。
そのため、卵の賞味期限はこのサルモネラ菌が増殖し始める前までの期間を中心に考えられているわけですね。
そして、賞味期限切れの卵を食べる場合は、必ず加熱調理をするようにしましょう。
ただ、加熱調理をすれば賞味期限の期日から大きく時間が経過しても大丈夫であるとは言えません。
目安としては、購入後に家庭で冷蔵庫(10℃以下)に保管された卵なら気温が高い時期(4月~10月頃)なら1週間、気温が低い時期(11月頃~3月頃)なら10日前後の期間であれば、加熱調理で安全に食べることができるでしょう。
逆に、この期間を超えた卵は食べることを避けるべきです。