豪雪地帯などでは「車のワイパー」を立てて駐車している様子を見ることができます。
最近では、雪がよく降る場所以外の地域でも雪が積もることが増えていますので、雪の日のワイパー対策を知っておくといざという時に役立つかと思います。
そこで今回の記事では、
- 車のワイパーの雪対策とは?
- 雪の日に車のワイパーを立てる理由は?
これらの情報をまとめてみました。
車のワイパーの雪対策とは?
車のワイパーの雪対策としては、「ワイパーが正常に動作するようにしておく」ことが重要になります。
車のワイパーは、降り積もっている雪の量が手のひら大程度であれば軽々と持ち上げることができますが、大量に積もるとそうもいかなくなります。
雪は大量に降り積もると想像以上の重量があるため、雪の重みに負けてワイパーが動かないことがあるのです。
また、気温が低い時に雪が積もったままワイパーを倒している状態だと、ワイパーが凍結してフロントガラスやリアガラスに張り付いてしまいます。
こうなってしまうと、ガラスに雪が積もる以上に後処理が大変なことになるため、しっかりと回避したいところです。
あるいは、雪国のようにとんでもない量の雪が降る場合は、自分の車を発見するためにワイパーを立てておく必要があります。
豪雪地帯では自動車はもちろん、周辺のガードレールや看板なども雪に埋まってしまい一面雪景色になるため、どこに自分の愛車があるのかがわからなくなってしまうわけですね。
一般的にはこのような理由で、車のワイパーを立てる必要があります。
ワイパーが正常に動かなくなってしまうと、フロントガラスとリアガラスの視界を確保することが難しくなるので、事故を予防するためにも「ワイパーが正常に動作するようにしておく」ことが重要になります。
そのため、雪が車に積もってしまう前にワイパーを立てておくようにしましょう。
雪の日に車のワイパーを立てる理由は?
雪が降る日に車のワイパーを立てることは様々な効果があります。
具体的には、以下のようなものが挙げられます。
2・ワイパーアームの変形や位置ずれ防止
3・車の雪落とし作業をスムーズに行う
4・車を発見しやすくする
以上です。
1番目の「フロントガラスやリアガラスにワイパーが張り付かないようにする」とは、前章にもあるようにワイパーが車のガラスに張り付いてしまうことを防ぐためです。
雪が降るような気温が低い日だと、ワイパーを立てておかないとフロントガラスにワイパーのゴムがガチガチに凍り付いてしまうからですね。
また、このように張り付いてしまうと、直接手でワイパーをフロントガラスから引き剥がすことになりますが、力を入れないとなかなか剥がれないこともあるので、大変な労力が必要になってしまいます。
2番目の「ワイパーアームの変形や位置ずれ防止」はそのままですね。
ワイパーを立てておかないと、雪の重さによってワイパーが変形したり、位置ずれを起こす恐れがあります。
変形や位置ずれが起こると、ワイパーが正常に動作しなくなるので、安全な運転をするためにも絶対に防ぎたいところです。
3番目の「車の雪落とし作業をスムーズに行う」とは、車に降り積もった雪の除雪作業を行いやすくするためのものです。
車に降り積もった雪を取り除くには、専用スティックなどを使って雪を落とすことになるかと思いますが、この時にワイパーを立てておくと、フロントやリアガラスの雪下ろし作業がしやすくなります。
専用スティックなどの道具がワイパーに引っかからなくなりますし、どういった手順で作業をすれば良いのかもわかりやすくなります。
最後の「車を発見しやすくする」は前章にあるとおりですね。
豪雪地帯では自動車はもちろん、周辺のガードレールや看板なども雪に埋まってしまい一面雪景色になるため、どこに自分の愛車があるのかがわからなくなってしまうので、すぐに車を見つけられるようにしておくことは重要です。
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まとめ
車のワイパーの雪対策は、安全運転やワイパーの故障防止、除雪作業を簡単にするといった目的があります。