「ピーマン」は育てやすい野菜なので、家庭菜園で育てている方も多いのではないでしょうか?
そんなピーマンですが、虫食いによる被害が発生することがあります。
大切に育てているピーマンですから、防虫対策を講じてあげたいですよね。
そこで今回の記事では、ピーマンの防虫と虫食い対策方法について、情報をまとめてみました。
ピーマンの防虫と虫食い対策方法とは?
ピーマンの防虫と虫食い対策方法には、いくつかのポイントがあります。
それは、害虫の種類によって被害が出る箇所がことなるため、それぞれにあった対策や予防方法を実践する必要があることです。
例えば、ピーマンの葉っぱに被害が出ている状況で、根にいる害虫を駆除する薬剤を散布しても効果は薄いですからね。
それを踏まえて、以下のような方法を試すと良いかと思います。
2・銀色のシートを敷く
3・薬剤を使う
4・雑草を取り除く
以上です。
1番目の「防虫ネットを張る」はそのままですね。
外部から飛来するコナジラミやカメムシを遮断して、育てているピーマンを守るわけです。
例えば、苗を植え付ける際は、畝(うね)にトンネル型になるアーチ状の支柱を立てて枠を作り、その上に防虫ネットを掛けておくという方法で設置することができます。
また、株の生長を見越して大きめに枠を作ることを意識しておくと、後の作業が楽になるかと思います。
2番目の「銀色のシートを敷く」とは、アブラムシやアザミウマが光を反射する銀色を嫌う性質を利用したものです。
畝を銀色のポリフィルムなどで覆うことで、これらの害虫がピーマンに近寄ることを予防します。
また、銀色のシートを敷くことは、畑の地温や湿度を保つ効果も期待できます。
3番目の「薬剤を使う」はそのままですね。
すでに発生している害虫の駆除や、被害を発生させたくない害虫への予防効果のある薬剤を使用することです。
注意点としては、その害虫に対して駆除・予防効果があると明記されている薬剤を使うこと、同じ系統の薬剤を使い続けていると、虫がその成分に対して耐性を持つようになってしまうので、系統の異なる複数の薬剤を組み合わせて使うことです。
前者は、商品の駆除対象などになる害虫をあらかじめ確認することで対処できます。
後者の場合は、薬剤に含まれている成分表を確認して、同一種類の薬剤が使われていないかチェックすると良いでしょう。
最後の「雑草を取り除く」もそのままですね。
ピーマンの周囲に雑草が生い茂っていると、そこが害虫の発生源となり、結果的にピーマンに被害が及ぶことがあります。
また、雑草はただ取り除けば良いというわけでもなく、離れた場所に抜いた雑草を山積みにしていると、そこが害虫の発生源となる恐れもあります。
そのため、雑草を取り除く場合、ゴミ袋などに入れて完全に隔離するか、穴を掘って土の中へ埋めるなどの処置が必要となります。
また、雑草を土に埋めるという場合は、雑草が完全に枯死してから埋めるようにしましょう。
雑草が生きているうちに埋めてしまうと、根付いてまた雑草が生えてしまうからですね。
ピーマンに関するその他の情報
まとめ
ピーマンの防虫と虫食い対策方法には、以下のような方法を試すと良いかと思います。
2・銀色のシートを敷く
3・薬剤を使う
4・雑草を取り除く
以上です。