夏になって洗濯物を干しに庭に出ると、黒い虫がまとわりついて来ることがあります。
夏場の害虫の代表「蚊」です。
庭での作業中、延々と蚊に群がられるなんて最悪ですよね。
何とか対策を講じたいところですが、「そもそもどうすれば蚊を庭から減らすことが出来るのか?」ということがわからない場合が多いことでしょう。
また、「殺虫剤を使う以外の方法が知りたい」という方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回の記事では、蚊を庭から撃退する対策で効果的な方法についてお伝えさせていただきます。
ぜひ、参考にして下さい。
蚊への対策で庭の場合はどういった方法があるのか?
それでは早速、蚊への対策で庭の場合はどういった方法があるのかご紹介させていただきます。
蚊は水の中に卵を生み、蚊の幼虫であるボウフラはその水場で成長していきます。
この水場は池のような大きいもの以外にも、庭にあるバケツや植木鉢をはじめ、水が溜まった空き缶や竹やぶの切り口など多岐にわたります。
このような場所だと気づくことが難しく、意外な場所が蚊の発生源になってしまっていることが珍しくありません。
そのため、庭をじっくりと観察し、雨水が溜まりそうな物を除去していきましょう。
地面に出来る水たまりなどは土を入れるなどして対処すると良いでしょう。
また、「どうしてもその場所に水が溜まることを阻止できない」という場合は、10円玉や銅線をその場所に入れておくと良いです。
というのも、銅は蚊の幼虫であるボウフラの発生を抑止する効果があるからです。
完璧ではありませんが、蚊の発生数を抑えることが出来るのでおすすめです。
逆に、ワザと水場を作り、蚊の幼虫であるボウフラを一網打尽にするという方法もあります。
バケツに水を張り、庭の日が当たる場所に置いておきましょう。
また、蚊は腐敗した水を好んで産卵するので、適当な腐葉土や残飯をいれておくと効果的です。
蚊の卵が成虫になるまでの時間はおよそ10日~14日なので、1週間ごとに水を捨てていけば蚊の数を大きく減らすことが出来ます。
ただし当然ですが、うっかり水を捨て忘れてしまうと蚊の大量発生に繋がるので注意して下さい。
庭の中の蚊の発生を抑止しても、外からやって来る蚊はどうしようもありません。
そのため、蚊が庭の中に侵入しない、忌避するものを用意してやる必要があります。
この忌避するものとしておすすめなのが、ハーブです。
ハーブなの中には蚊が嫌がるものがあり、そこにハーブがあるだけで蚊を遠ざけてくれるからです。
そして、蚊の対策に効果のあるハーブは、
レモングラス
ニーム
バジル
シトロネラ
ユーカリ
ペパーミント
などが挙げられます。
また、ハーブによっては蚊以外の害虫、ハエや蚤、ゴキブリにも効果があるので、それらに対する対策として用意しても良いでしょう。
ちなみに、ハーブは園芸の初心者の方でも栽培が簡単なので、挑戦しやすいのも素晴らしいですよね。
上記のハーブと同じように、ハッカには蚊を近寄らせない効果があります。
虫除けスプレーなどとは違い、自然物なので小さな子どもにも使いやすいのが良い点ですね。
また、犬や猫などのペットにも使用できることも忘れてはいけません。
当然、匂い消しの効果もあるので、それ目当てに使ってみても良いかと思います。
ハッカオイル・ハッカ油スプレーを使用する際は、首周り・手首足首・耳の裏側など、衣類でカバーすることが難しい箇所に塗ると効果的です。
屋外で扇風機を使うことは中々難しいかと思いますが、コンセントがある場所の近くで作業を行う際は使用を検討してみてはいかがでしょうか?
というのも、蚊は人体が発する二酸化炭素や汗の臭いなどを感知して近づいてくるのですが、扇風機の風があるとこの感知能力が正常に機能しにくくなるからです。
また、蚊の飛行速度は時速約2.4キロメートルとかなり低く、そして蚊そのものが非常に軽いため、扇風機の風で簡単に吹き飛ばすことが出来ます。
そのため、扇風機の風を自分に向けておけば、それだけで蚊を近寄らせない効果が発揮されるわけですね。
蚊に関するその他の情報
下記の記事では、蚊に関するその他の情報をまとめています。
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蚊への対策で庭の場合はどういった方法があるのか?くわしく紹介
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蚊柱の対策方法にはどんなものがあるのかや退治する方法について
ユスリカ大量発生の原因はこれ!駆除方法についてもくわしく紹介
まとめ
夏場における蚊は本当に不快な存在です。
庭仕事中にはブンブン寄ってくることも珍しくありません。
庭での快適な作業のために、この記事がお役に立てれば幸いです。