夜寝る時に「口呼吸」になる方がいますが、この口呼吸が虫歯の原因になると言われることがあります。
虫歯は治療に時間とお金がかかるため、できることならば予防したいですよね。
そこで今回の記事では、
- 口呼吸だと虫歯になる?
- 口呼吸だと虫歯が寝る時に進行する?
これらの情報をまとめてみました。
口呼吸だと虫歯になる?
結論から言えば、口呼吸を続けていると虫歯になる可能性が高くなります。
口呼吸をしていると口内が乾燥し、さらに唾液の量も減少します。
唾液には歯や歯茎についた細菌を洗い流す自浄作用や、虫歯や歯周病菌の増殖を抑える抗菌作用があります。
口呼吸によって唾液の量が減少すると、これらの作用が弱まり虫歯になりやすくなってしまうわけですね。
また、虫歯以外にも雑菌の繁殖による口臭の悪化や、呼吸によって空気中に含まれるウィルスや病原菌などを直接吸い込むことで風邪などの病気になりやすくなります。
場合によっては歯並びの悪化や顎関節症などの問題を引き起こす恐れもあるため、口呼吸ではなく鼻呼吸をするようにしましょう。
ちなみに、口呼吸によって現れる症状については、以下の記事に情報をまとめています。
口呼吸だと虫歯が寝る時に進行する?
結論から言えば、口呼吸だと虫歯が寝る時に進行しやすいです。
前章にもあるように、口呼吸を続けていると口内の自浄作用や抗菌作用が弱まることで虫歯になりやすくなります。
そして、副交感神経が優位に働くため、夜寝ている状態だと口呼吸ではなくても唾液の分泌量が少なくなります。
その結果、口内で虫歯や歯周病菌の増殖が激しくなり、虫歯が進行することにも繋がります。
そのため、口呼吸を改善して通常の鼻呼吸に戻すことが大切です。
また、口呼吸になってしまう原因には、花粉症などによる鼻炎や歯並びの悪さなどが挙げられます。
くわしくは以下の記事に情報をまとめています。
まとめ
口呼吸を続けていると虫歯になる可能性が高くなります。
口呼吸をしていると口内が乾燥し、さらに唾液の量も減少します。
唾液には歯や歯茎についた細菌を洗い流す自浄作用や、虫歯や歯周病菌の増殖を抑える抗菌作用があります。
口呼吸によって唾液の量が減少すると、これらの作用が弱まり虫歯になりやすくなってしまうわけですね。
また、口呼吸だと虫歯が寝る時に進行しやすいです。
前章にもあるように、口呼吸を続けていると口内の自浄作用や抗菌作用が弱まることで虫歯になりやすくなります。
そして、副交感神経が優位に働くため、夜寝ている状態だと口呼吸ではなくても唾液の分泌量が少なくなります。
その結果、口内で虫歯や歯周病菌の増殖が激しくなり、虫歯が進行することにも繋がります。