「親知らずの虫歯」を放置している方は多いのではないでしょうか?
親知らずはその位置の都合、丁寧な歯磨きが非常に難しいなどの理由から虫歯になりやすい歯です。
しかし、だからと言って虫歯になった親知らずをそのままにしておくのは不安ですよね。
そこで今回の記事では、親知らずの虫歯を放置するとどうなるのかについて、お伝えさせていただきます。
親知らずの虫歯を放置するとどうなるのか?
結論から言えば、親知らずの虫歯を放置し過ぎると非常に危険です。
何故かと言うと、親知らずに虫歯が存在すると、他の健康な歯へ虫歯がうつる可能性があるからです。
特に、親知らずの隣の歯が危険だとされています。
その他にも、親知らずが虫歯になることで身体に悪影響が発生することがあります。
具体的には、
2・歯並びが悪くなる
3・肩こりなどの原因になる
4・神経が壊死して顎の骨に膿が溜まる
以上です。
親知らずは斜めに生えていることも珍しくなく、これが他の歯を圧迫することで痛みや歯並びの悪化を招くことがあります。
また、親知らずが虫歯になることで、痛む虫歯を避けるために食べ物を噛む場所が偏り、その結果、一部の筋肉に負担をかけ続けることになります。
それが首・顎の痛みや肩こりの原因となるわけですね。
場合によっては歯のかみ合わせが悪くなることも懸念されるため、親知らずが痛むなどの明確な症状が現れている場合は注意が必要になります。
親知らずの虫歯は素早く治療をすべき!
前章にもあるように、親知らずの虫歯を放置しても何も良いことはありません。
親知らずに虫歯があるとわかった段階で、すぐに歯医者を受診して治療を行うべきです。
特に、歯に激しい痛みがある場合は、虫歯が歯の神経に達している状態である可能性が高いです。
つまり、すでに虫歯が重症化しているので、早急に治療をしなければいけません。
大人の虫歯は痛みが現れにくいという特徴があることにも注意をしておく必要があります。
また、親知らずの虫歯を長期間に渡り放置してしまうと、症状が重篤化して膿が溜まったり、炎症や病気を引き起こす可能性もあります。
例えば、歯の根の中の虫歯菌が顎の中に広がることにより、骨髄に細菌が感染し、顎の骨を腐らせてしまう「骨髄炎」を引き起こすことがあります。
その他には、前章にもあるように肩こりや顎関節症などの全身疾患に繋がることが懸念されます。
それ以外では、親知らずの虫歯が他の歯へうつり、その歯が重篤化してしまうと、治療後も定期的なメンテナンスが必要になる可能性に注意をしてください。
例えば、インプラントや被せものに変えたとしても、定期検診は必要になるので、自分の歯を残せるうちに治療を素早く行うことが大切です。
虫歯を素早く治療するためには、自覚症状が出る前の初期段階での治療や予防が重要になります。
定期的に歯医者を受診して虫歯チェックしてもらったり、歯の変色などの症状に気づいたらすぐに歯医者を受診するようにしましょう。
もちろん、丁寧な歯磨きや虫歯になりにくい食べ物を食べるなどの予防も大切ですね。
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まとめ
親知らずが虫歯になってしまった場合は、他の歯の健康を守るためにも素早い治療をしたいですね。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。