「飛蚊症(ひぶんしょう)」とは、明るい所や白いもの、青空を見た時に、視界に糸くずやアメーバのような浮遊物が見える症状のことです。
この飛蚊症は老化が原因の1つなのですが、若い年齢の方にも現れることがあります。
そのきっかけが、スマホなどの携帯端末によるものである可能性があるからですね。
そこで今回の記事では、
- 飛蚊症の原因がスマホ!?
- 飛蚊症は失明する可能性がある?
- 飛蚊症の治し方とは?
これらの情報をまとめてみました。
飛蚊症の原因がスマホ!?
結論から言えば、飛蚊症(ひぶんしょう)の原因がスマホであることは十分に考えられます。
まず、「飛蚊症)」とは黒い虫や糸くずなどの浮遊物が視界に映る症状のことです。
こういった黒い虫や糸くずが動いてみることもあり、まるで蚊が飛んでいるかのように感じられるため飛蚊症と呼ばれています。
例えば、眼球を動かすと、これらの黒い陰のようなものも追従して動いてきます。
飛蚊症は多くの場合加齢によって発生するのですが、目に対する過度のストレスや疲労で活性酸素が増えて硝子体が変質することでも起こり得ます。
つまり、毎日長時間スマホを使い続けて目に負担をかけてしまうと、これが原因で飛蚊症の症状が現れるというわけですね。
とくに、スマホやパソコンなどのLEDディスプレイ・LED照明といった人工光源から出る「ブルーライト」が大きな負担となる可能性があります。
ブルーライトとは、可視光線の中でも紫外線に次ぐエネルギー量があり、角膜や水晶体を通り越して網膜まで達します。
このような状態となると、細胞内に多量の活性酸素が発生し、その影響により飛蚊症を引き起こすことがあります。
また、活性酸素はストレスや疲労によっては発生するため、長期間に渡る過度な労働や偏った生活習慣なども飛蚊症の原因となることがあります。
そのため、飛蚊症の症状が現れることを予防するためには、生活習慣を見直すことが効果的であると言えるでしょう。
飛蚊症は失明する可能性がある?
結論から言えば、飛蚊症の症状が現れている人は失明する可能性があります。
より正確には、「病的飛蚊症」の原因となっている「病気」によって失明することが考えられます。
この「病的飛蚊症」とは、何らかの病気が原因で飛蚊症の症状が現れている状態のことを指します。
例えば、網膜裂孔、網膜剥離、高血圧・糖尿病・外傷などによる硝子体出血が挙げられます。
これらの病気は深刻化してしまうと、失明などの可能性が生じるため非常に危険です。
そのため、病院を受診して早期治療を行うようにしてください。
飛蚊症の治し方とは?
飛蚊症の治し方は、飛蚊症の原因となっているものによって異なります。
例えば、網膜裂孔の治療では、レーザー光線で裂孔の周囲を焼き固め剥離を防止するといった治療法がとられることがあります。
しかし、糖尿病や高血圧などの場合は違った治療方法が必要になります。
そのため、病院でしっかりと検査を行い、何が原因で飛蚊症が発生しているのかを特定して、それに対する適切な治療を受けることが重要になります。
飛蚊症に関するその他の情報
まとめ
毎日長時間スマホを利用すると、飛蚊症になるリスクが高まります。
目の健康をまもるためにも、スマホの使用は計画的に行った方が安全です。