
「カマドウマ」は見た目が悪いため嫌われる不快害虫です。
そんなカマドウマですが、普段どこにいるのかよくわかりませんよね。
また、カマドウマはどこから家に入ってくるのかや活動時期についても知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、
- カマドウマは普段どこにいる?
- カマドウマはどこから家に入ってくる?
- カマドウマの活動時期はいつ?
これらの情報をまとめてみました。
カマドウマは普段どこにいる?
結論から言えば、カマドウマは「湿気が多く暗い場所」にいます。
カマドウマが夜行性であるということもありますが、彼らは暑さが苦手なので昼間は日陰や軒下などで暑さをしのいでいます。
こういった習性があるため、一般住宅では風呂場・脱衣所・地下室・物置・床下などにいることが多いです。
とくに、湿度が安定して高くなりやすい水回りには、カマドウマが産卵することがあるので注意が必要です。
また、カマドウマは小さい虫や残飯などを好んで食べる昆虫です。
そのため、そういったエサとなる小さい虫が発生する場所や、食べ残しがあるキッチンなどでも見かけることがあります。
カマドウマはどこから家に入ってくる?
前章にもあるように、カマドウマは「湿気が多く暗い場所」を好みます。
そのため、一般住宅なら湿気がたまりやすい水周りに侵入してきます。
例えば、排水ホースと床との僅かな隙間・通気口・換気扇などが挙げられます。
また、地震などの災害で発生した壁の亀裂なども同様です。
カマドウマが家の中に現れた場合、外部からこういった場所を使って侵入している可能性が高いです。
カマドウマを家の中に入れたくない場合は、このような隙間を塞ぐことが効果的です。
隙間が僅かなものであれば、コーキングなどで塞ぐことが可能かもしれません。
逆に、大きな隙間に関しては素人が対処できないこともあるので、修理業者に相談をすると良いかと思います。
カマドウマの活動時期はいつ?
カマドウマの活動時期は「7~10月」になります。
関西以西では冬場寒い時期でもたまに見かけますが、基本的にはこの時期にカマドウマは活動します。
また、カマドウマは北海道から沖縄まで、日本全国に生息しているため、どこに住んでいても遭遇する可能性がある昆虫でもあります。
単純に自宅の近くに山があるなど、自然豊かな場所なら遭遇する可能性が高くなるかと思います。
ちなみに、カマドウマは成虫で越冬できる昆虫でもあります。
そのため、可能性は低いですが真冬でもカマドウマの姿を見かける可能性があります。
まとめ
カマドウマは「湿気が多く暗い場所」にいます。
一般住宅では風呂場・脱衣所・地下室・物置・床下などにいることが多いです。
また、カマドウマは一般住宅なら湿気がたまりやすい水周りに侵入してきます。
例えば、排水ホースと床との僅かな隙間・通気口・換気扇などが挙げられます。
最後に、カマドウマの活動時期は「7~10月」になります。