節分に恵方巻きを食べるという習慣が全国に普及していますね。
元々は関西で行われていた行事だったのが、ここまで広がることに驚きを隠せません。
お店では、節分になると様々な恵方巻きを販売しています。
中には、ロールケーキを恵方巻きに仕立てた商品が販売されていますよね。
しかしこれって、恵方巻きとして扱っていいのか疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、
- 恵方巻きにロールケーキってありなの?
- 恵方巻きロールケーキの材料まとめ
- 恵方巻きロールケーキの作り方について
これらのことについて書いてみました。
是非、参考にしてください。
恵方巻きにロールケーキってありなの?
恵方巻きと言えば、椎茸や胡瓜、かんぴょうなどを海苔で巻いて作った手巻き寿司です。
元々は関西にあった風習で、恵方巻きに使われる具材の種類の数が七福神にちなんだものだったり、恵方の方角にいる歳徳神(としとくじん)という神様に向かって、無病息災や商売繁盛を願う行事です。
この風習が、一部企業のキャンペーンなどで全国へ普及したのが、現在の我々が知る恵方巻きを食べるという行事になっています。
つまり、この行事を全国へ普及させているのは企業なんですよね。
お店で販売されている恵方巻きを見るとわかるかと思いますが、具材が七種類使用されていないものも大量に販売されています。
節分に恵方巻きを食べるという行事そのものが、厳格に行わなければならないという認識があまりないものであるからだと思います。
そのため、恵方巻きの代わりに恵方巻きロールケーキなどを食べても、まったく問題はないでしょう。
元々の風習にも、太巻き(巻き寿司)でなければ駄目という決まりなどもありませんし。
筆者が知る限りでは、クレープ・ワッフル・大福などが恵方巻きに関連付けされて販売されています。
こういったことから、節分に食べる恵方巻きは形式に拘る必要はまったくないものと考えて良いでしょう。
例えば、海苔が嫌いな方は通常の恵方巻きではなく、ロールケーキを食べても良いわけですね。
恵方巻きロールケーキの材料まとめ
ここではご家庭で恵方巻きロールケーキを作る場合のレシピをご紹介させていただきます。
まずは、下記に必要な材料を説明します。
ブラッククレープ生地
- ホットケーキミックス 30g
- 卵(Mサイズ) 1個
- 牛乳 100cc
- ブラックココアパウダー 10g
スポンジ生地
- ホットケーキミックス 60g
- 卵(Mサイズ) 4個
- 砂糖 20g
中の具材について
- 生クリーム 200g
- 砂糖 30g
- 果物(苺・白桃・蜜柑・キウイ・マンゴー・バナナなどをお好みの量だけ)
水分が控えめな果物を使うと、ベチャッとならずにすみます。
恵方巻きロールケーキの作り方について
次に具体的な調理の手順をご紹介させていただきます。
- オーブンを200℃に予熱し、天板にオーブンシートを敷きましょう。
- まず、「クレープ生地」を作ります。
ボウルにホットケーキミックス・ココアを混ぜ、そこに牛乳と卵を少しずつ加え、丁寧に混ぜていきます。 - 2をオーブンシートの上に流し入れます。全体が均等になるように注意しましょう。
- 200℃に予熱したオーブンで3~5分焼きます。その後取り出し、粗熱をとっておきます。
オーブンは再び200℃に予熱しておきましょう。 - 次に、「スポンジ生地」を作ります。最初にボウルに卵と砂糖を加え混ぜます。
- 5にホットケーキミックスを数回に分けて入れ、粉っぽさがなくなるまで混ぜます。
- 4で作ったクレープ生地の上に6を入れてヘラなどで平らにしていきます。
そして、200℃のオーブンで10分焼きます。 - 焼き上がったらスポンジ生地にラップを貼り冷ましておきましょう。
- そして、「中の具材」を作ります。
- 8を冷ましている間に、果物を適当なサイズに切って、生クリームに砂糖を入れもったりするまで混ぜておきましょう。
- 8が冷めたら慎重に剥がして、ラップを敷いた巻きすの上にクレープ生地を下にして乗せます。
- 10で作ったクリームを生地に塗っていきます。その後、クリームの上に切った果物を並べて盛っていきます。
- 慎重に巻いていきます。巻き終わったら、輪ゴムなどで固定し冷蔵庫で冷やします。
- よく冷えたらお好みのサイズへ切って完成です!
恵方巻きに関するその他の情報
まとめ
恵方巻きロールケーキについての記事を書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?
恵方巻きを食べるという行事を、ご家族の方と一緒に楽しむためにこの記事がお役に立てれば幸いです。