お年玉年賀状で当選すると貰えるお年玉切手シート。
2017年にはおよそ5,700万もの当選本数が用意されており、この記事を読んでいる方の中にもお年玉切手シートに当たったということがあるかもしれません。
しかし、このお年玉切手シートってそもそも何なのか、どんな扱いをすれば良いのかよくわからない人がいらっしゃるのではないでしょうか?
具体的に言いますと、「通常のはがきに使用するのは大丈夫だとわかるけど、寒中見舞いや御礼状などのはがきにも使って良いいのか?」などですね。
こういったはがきは、きちんとしたものを送りたいと考えると思いますので、相手の方に失礼のないようにしておきたいところです。
そこで今回の記事では、
- お年玉切手シートってなに?
- お年玉切手シートを交換するには何が必要?
これらのことについて書いてみました。
是非、参考にしてください。
お年玉切手シートってなに?
お年玉切手シートとはそもそも何なのか?
これは、お年玉つき年賀状に付いている抽選番号が当選するともらえる切手のことを言います。
お年玉切手シートの当選確率はおよそ50分の1と言われており、過去にもらったことがある方もいらっしゃると思います。
お年玉切手シートには、その年の干支(えと)が描かれた82円と52円の切手がセットになった品で、特殊な品ではありますが通常の切手と同じように使えます。
ちなみに、通常のはがきや郵便物に使用する分には問題ありませんが、目上の方へはがきを出す場合や、寒中見舞い・御礼状などの礼儀を重んじるはがきに使用することは避けた方が無難です。
はがきを受け取る相手の方によっては、「礼儀がない、非常識だ」と考える場合もありますので注意しましょう。
また、手に入れようと思って買えるものではないので(切手などを専門に売買している業者もいますが)、一部の蒐集家が蒐集の対象としていることがあります。
例えば、昭和25年のお年玉切手シートはおよそ40,000円が相場となっています。
年が変わると干支も変わってしまうため、使う機会が中々ないという方は大切に保管しておけば、いつかちょっとしたお小遣いになるかもしれませんね。
お年玉切手シートを保管する場合は、切手を購入した時に入れてくれる袋に入れておいても良いですが、葉書ホルダーなどのようなファイルに保存する方法もあります。
単純に保管するだけでなく、観賞用としても活用する場合はきちんとしたホルダーなどに入れておいた方が便利でしょう。
お年玉切手シートを交換するには何が必要?
お年玉切手シートを手に入れるには、当選したお年玉つき年賀状を郵便局に持っていけば交換してもらえます。
また、身分証明書の提示を求められることがありますので(一等・二等のような高額商品の場合は特に)、自動車の免許証や保険証を持参しておきましょう。
ただ、郵便局でお年玉つき年賀状を交換してもらえる期間が存在するため、この期間中に交換することを忘れないようにしましょう。
期間は毎年、抽選日からおよそ6ヶ月間となっています。
つまり、7月の中旬辺りまでですね。
抽選が終わると当選番号は、新聞をとっているなら翌日の朝刊に乗りますし、スマホなどを使いネットで調べればすぐにわかります。
ちなみに、未使用である場合や書き損じてしまったお年玉つき年賀状でも景品との交換ができます。
通常は、受け取った年賀状の確認だけしかしない場合も多いかと思いますので、忘れずにチェックしておきましょう。
筆者も、書き損じてしまった年賀状が当選した経験がありますので、意外なところから福が出てくるかもしれませんよ。
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まとめ
かしこまったはがきなどでない場合、お年玉切手シートは通常の切手と同じように使えます。
干支の移り変わりもありますし、使う機会を逃してしまった人は大切に保管しておくと面白いことになるかもしれませんね。
あるいは、一等などの高額商品が当たるかもしれません。
今年のお年玉つき年賀状がどうなるのか、楽しみですね。