家の中でダンゴムシを平べったくしたような虫と遭遇することがあります。
書籍害虫とも呼ばれる「紙魚(シミ)」ですね。
紙魚を放置してしまうと大切な本などを食べられてしまうため、何とかして駆除したいところです。
しかし、紙魚への具体的な駆除方法や対策方法がわからず悩んでしまいますよね。
そこで今回の記事では、
- 紙魚(シミ)の駆除方法はこれ!
- 紙魚(シミ)への対策方法とは?
これらのことをお伝えさせていただきます。
紙魚(シミ)の駆除方法はこれ!
1・部屋全体に薬剤が行き渡る殺虫剤を使う
バルサンなどのくん煙タイプの殺虫剤もありますが、紙魚に有効成分を発揮する殺虫剤には火を使わない「エアゾール系」の殺虫剤が効果的です。
使用条件さえクリア出来れば、部屋の中にいる紙魚を大量に駆除することが出来ますからね。
ただ、紙魚は非常に生命力が強い害虫であるため、殺虫剤を一度使用しただけでは駆除しきれないことがあります。
そのため、紙魚が大発生している場合は、殺虫剤を複数回使用することをおすすめします。
その場合は、殺虫剤を使用した翌日に使うと良いでしょう。
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2・スプレー式殺虫剤を使う
上記にあるような部屋全体に薬剤が噴霧される殺虫剤は効果が高いですが、使うまでの準備が大変です。
そこで、気軽に使用できるタイプであるスプレー式の殺虫剤を使うことをおすすめします。
紙魚が出没する周辺の隙間に、このスプレー式殺虫剤を噴霧するだけでOKです。
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紙魚(シミ)への対策方法とは?
1・部屋の掃除を行う
紙魚は暗くジメジメとした湿度がある場所を好みます。
また、紙魚と言えば書籍のような紙や洋服などを食べるイメージがあるかと思いますが、実はホコリや髪の毛、虫の死骸なども食べて成長することが出来ます。
そのため、紙魚が食べるエサを減らすために部屋の掃除をおこまいましょう。
特に、普段掃除をすることがない場所には、紙魚のエサとするホコリが溜まりやすいので、念入りに掃除をしておきましょう。
その他にも、紙魚が生息している可能性が高い「本棚」・「タンス」・「押し入れ」・「クローゼット」・「引き出し」といった場所も掃除の対象になります。
また、日中は窓を開けるなどして部屋の換気を行うことも重要です。
季節によっては湿度が酷くなる部屋がある可能性もありますし、意識して部屋の換気を行うと良いでしょう。
2・紙魚のエサとなるものを捨てる
書籍害虫の名前の通り、紙魚は紙を食い荒らす害虫です。
そのため、家の中にある不要な本やダンボールなどを処分することで、紙魚のエサを減らして駆除することが出来ます。
特に、本やダンボールは長期間に渡り家の同じ場所を専有することが多く、紙魚が好む暗所と湿度の条件を満たしやすいです。
場合によっては、ゴキブリなど他の害虫の住居にもなり得るため、家の中にある不要なものは捨ててしまうことが無難です。
また、本ほどではありませんが、タンスの中などにある洋服も同様です。
3・本棚に防虫剤を使う
本棚が密閉出来るタイプのものであれば、紙魚対策に防虫剤を使うことも効果的です。
本棚の段ごとに防虫剤を配置していけば大丈夫です。
また、使用する防虫剤は、衣類などにも使われる防虫剤を使うと良いでしょう。
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まとめ
紙魚は本を食い荒らす本当に嫌な害虫です。
そんな紙魚を駆除するために、この記事がお役に立てれば幸いです。