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スプレー缶の穴あけは危ない!?穴あけを安全に行う方法を紹介

「スプレー缶」は冷却スプレーや制汗スプレーといった形で多くの方が利用する製品です。

そんなスプレー缶ですが、使い終わって処分する際に穴を開けることがあるかと思います。

そんなスプレー缶の穴あけ作業ですが、これには危険が生じる可能性があることをご存知でしょうか?

場合によって怪我をすることも考えられるため、正確な情報を知っておきたいですよね。

そこで今回の記事では、

  • スプレー缶の穴あけは危ない!?
  • スプレー缶の穴あけを安全に行う方法はこれ!

これらのことをお伝えさせていただきます。

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スプレー缶の穴あけは危ない!?

結論から言えば、スプレー缶の穴あけは条件次第ですが危険が伴います。

例えば、スプレー缶の中身がまだある状態で穴を開けてしまうと、内容物が凄い勢いで噴き出す可能性があります。

スプレー缶が殺虫剤などのように人体に対して有害なものである場合、目に入ったりするなどして重大な怪我に繋がる危険があるわけですね。

また、スプレー缶の多くは内容物が可燃性であることにも注意をしてください。

例えば、締め切った室内のような密閉空間で、複数のスプレー缶に穴をあける作業をしていると、可燃性ガスが滞留して引火・爆発が発生する可能性が高いです。

この引火・爆発はコンロのような明確な火種はもちろん、タバコの火や静電気、家電製品のスイッチをオンにした時に生じる火花なども含まれるため、予想外のものが爆発の原因になることがあります。

実際に、2018年に発生した「アパマン爆発事故」では、可燃性ガスが充満した室内で給湯器の電源の入れた際に起きた火花が原因で大爆発を起こしています。

他にも、自動車の車内で冷却スプレーした後、タバコを吸うためにライターで火を付けた際にガスに引火、爆発するという事故が発生しています。

これらのことから、スプレー缶に穴をあける作業を行う場合、自分がどのような環境で作業をするかに注意をしておく必要があるわけですね。

スプレー缶の穴あけを安全に行う方法はこれ!

スプレー缶の穴あけを安全に行うためには、まずスプレー缶に記載されている情報をよく確認するようにしましょう。

多くの場合、スプレー缶の側面に情報が記載されているかと思います。

製品にもよりますが、スプレー缶を処分する際に穴をあける必要がないものもありますからね。

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無駄な手間や間違った手順で作業をしないためにも、注意事項を確認しておくようにしましょう。

そして、スプレー缶に穴をあける場合は、以下のようなことに注意をしておきましょう。

1・スプレー缶の内容物をしっかり空にする
2・スプレー缶に穴をあける作業は屋外で行うか、窓を開けるなどして換気を行う
3・引火の原因となる火花を発生させるものの近くで作業をしない
4・専用の器具で穴をあける

以上です。

1番目から3番目は前章でお伝えした通りですね。

最後の「専用の器具で穴をあける」というは、スプレー缶に安全に穴をあけるための道具が市販されているので、これを使うことです。

手で握って使うタイプや足で踏んで使うタイプなど、様々な種類の穴あけ器具があるので、自分にあった商品を選ぶと良いでしょう。

筆者は手で握ってスプレー缶に穴をあけるタイプが使いやすかったので、このタイプを愛用しています。

ヒロショウ ガス抜きパンチ 2WAYタイプ GP-2

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まとめ

スプレー缶に穴をあける作業は、やり方を間違えると大事故へ繋がる危険があります。

命を守るためにも、しっかりと手順を確認して作業をするようにしましょう。

そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。

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