「目やに」が多いことに悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
朝起きた時に大量の目やにが発生していたり、異物感や痛みが生じることもあります。
しかし、目やにが多い原因がわからないと対策を講じにくいですよね。
また、目やにが多い状態を改善する方法についても知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、
- 目やにが多い原因はこれ!
- 目やにが多い状態を改善する方法はこれ!
これらのことをお伝えさせていただきます。
目やにが多い原因はこれ!
そもそも「目やに」というのは、身体のほかの部分と同じように代謝をして、古くなった細胞を入れ替えた時に生じる老廃物のことです。
そのため、朝起きた時に目頭や目尻にみられる少量の目やには、正常な代謝活動の産物なので、特に気にかける必要はありません。
しかし、明らかに目やにの量が多いと感じる場合は、何らかの理由により、目に炎症が生じている結果である可能性が考えられます。
具体的には、
2・花粉症などのアレルギー……涙のようにサラサラした水状の目やにが出る
3・ウイルスによる感染……白くネバネバと糸を引いたような目やにが出る
4・ドライアイ……涙が蒸発しやすくなったり、眼表面に傷がつきやすくなるため、目やにが出る
以上です。
こういった特徴を持った目やにが生じている場合は、目に異常が起きていることを疑った方が良いでしょう。
ただ、大量の目やにそのものは、細菌やウイルスなどの異物が目に侵入した時に、免疫反応の1つとして目やにが生じるということに注意をしてください。
つまり、目やにの量を減らすことよりも、目やにが生じる原因となっているものを改善した方が効果的だと言えるわけですね。
また、目やにを手で無理やり取り除こうとすると、目にダメージを与えたり、手に付着した細菌が目に入る可能性があるため、目やには丁寧に取り除いて上げる必要があります。
目やにが多い状態を改善する方法はこれ!
前章にあるような細菌・アレルギー・ウイルスが原因で目やにの量が増えている場合は、抗菌作用のある目薬の点眼が効果的です。
ただ、目薬を使用する場合は、正しい使用方法を実践しないと、逆効果になる可能性があることに注意をしてください。
目薬の正しい使用方法としては、
2・下まぶたを軽く引く
3・目から距離を保った状態で点眼を行う
4・まぶたを閉じ、目頭を軽く押さえる
5・目から溢れた点眼液は、清潔なティッシュペーパーなどで拭き取る
以上です。
この中では3番目が重要です。
というのも、目やにの中に細菌がいる場合、目薬をさすときに目薬の先がまぶたにくっついてしまうと、目薬の中に目やにや菌が入り、薬の中で繁殖してしまう可能性があるからです。
こうなると、目薬そのものが利用できなくなるため、注意をしてください。
次に、目に細菌などの異物が入らない環境を整えることも大切です。
部屋の掃除をこまめに行うことや通気を良くすることで、ホコリや花粉などのアレルゲンを取り除いていきましょう。
ダニの繁殖を防ぐために、こまめな掃除や不要なカーペットの排除も効果的です。
また、手で目をこすらない・帰宅後はよく手を洗う・結膜炎にかかっている人とタオルなどの生活用品は別々にするなど、厳格な衛生管理も必要です。
ちなみに、発生した目やにを取り除く場合は、手で取り除くことはせず、清潔な綿棒やティッシュ、ガーゼでそっと取るようにしましょう。
目やにがガチガチに固まっているようであれば、水やお湯で少し湿らせてから取ると良いでしょう。
目やにに関するその他の情報
目やにを食べ物で改善する方法とは?食べ物アレルギーとの関係も紹介
まとめ
目やにが多いと本当に朝が辛いですよね。
そのような状態を改善するために、この記事がお役に立てれば幸いです。