「目やに」が多くて悩んでいる方は多いです。
特に、コンタクトレンズを使用している方は、朝起きた時以外にも目やにの多さに悩んでいる方がいらっしゃいます。
しかし、コンタクトレンズの何が原因で目やにが増えるのかがわからないと、対策を講じることが難しいですよね。
そこで今回の記事では、目やにの原因がコンタクトレンズである場合について、お伝えさせていただきます。
目やにってそもそもなに?
「目やに」とは、身体のほかの部分と同じように代謝をして、古くなった細胞を入れ替えた時に生じる老廃物のことです。
つまり垢と同じというわけですね。
そのため、朝起きた時に目やにが発生することそのものは自然なことです。
寝ている時はまばたきをしないため、目やには鼻から口へと流れられずに目に溜まります。
これにより、朝起きた直後は目やにが出やすいというわけですね。
しかし、目に何らかの異常が生じている場合、この目やにが大量に発生することがあります。
例えば、細菌やウイルス、花粉などのアレルゲンが目に入って炎症を起こした場合などです。
また、これ以外にもコンタクトレンズが原因で目やにが大量に発生する可能性があります。
目やにが多い原因はコンタクトレンズにある!?
結論から言えば、コンタクトレンズが目やにの大量発生の原因となることはあります。
ただ、そうだとしても様々な要因があるため、それをしっかりと理解しておく必要があります。
具体的な原因としては、
2・コンタクトレンズのケアが不適切
3・元々アレルギーがある
4・コンタクトレンズの使用期間の超過
5・コンタクトレンズ装着時の手が汚れていた
以上です。
1番目の「角膜が傷ついている」というのは、角膜の傷が原因で炎症が起こり、その結果、目やにの量が増えているということです。
これは、コンタクトレンズの使用により目に負担がかかり、その結果、角膜が傷つくことがあるからですね。
2番目の「コンタクトレンズのケアが不適切」とは、再使用可能なコンタクトレンズへの扱いが正しくないことを指しています。
再使用可能なコンタクトレンズは毎日の正しいケアが必要であり、コンタクトレンズに付着物が残っている状態のまま使用し続けてしまうと、角膜に傷を作ったり、目の病気の原因となってしまう危険があります。
もちろん、これらの異常により、目やにの量が増えることは十分に考えられます。
3番目の「元々アレルギーがある」というのはそのままですね。
元々、何らかのアレルギー症状のある人がコンタクトレンズを使用すると、目やにが増えることがあります。
また、使用するコンタクトレンズの表面にハウスダストなどが付着している、涙による自浄作用が弱くなることから、アレルギーによる炎症で発生している目やにを洗い流せなくなっていることも考えられます。
4番目の「コンタクトレンズの使用期間の超過」とは、コンタクトレンズの劣化などの影響が目に対して悪影響を与えることを指しています。
当たり前のことですが、使用期間の超過しているコンタクトレンズをそのまま使い続けることは非常に危険です。
目やに以外にも、炎症や視力の低下、最悪の場合は失明などが考えられるからですね。
そのため、コンタクトレンズは適切な使用方法を守って使うようにしてください。
最後の「コンタクトレンズ装着時の手が汚れていた」とは、コンタクトレンズを目に装着させる時に、手に細菌などが付着しているとそれが原因で炎症が起こることがあります。
そうすると、その炎症によって目やにが大量に発生することがあるわけですね。
コンタクトレンズを装着する前には、手を洗って綺麗にしておきましょう。
目やにに関するその他の情報
目やにを食べ物で改善する方法とは?食べ物アレルギーとの関係も紹介
まとめ
目やにが大量に発生する状態は本当に辛いですよね。
コンタクトレンズがその原因であれば、対策を講じて対処してしまいましょう。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。