「りんご」は美味しい果物として有名ですが、美味しい状態で保存することが難しく悩む方は多いのではないでしょうか?
また、りんごを切った後で適切に保存する方法も気になりますよね。
そこで今回の記事では、
- りんごの保存でおすすめの方法とは?
- りんごの保存方法で切った後のものはどうする?
これらの情報をまとめてみました。
りんごの保存でおすすめの方法とは?
りんごを保存する場合には「水分」が重要になります。
元々りんごは乾燥に弱い果物であり、水分が失われると美味しさも失われて食味が格段に落ちてしまいます。
つまり、りんごを美味しいまま保存しようとするのならば、りんごの水分管理が大切なポイントになるわけですね。
そこで、りんごを保存する際にはポリ袋やペーパータオル、新聞紙などでりんごを包むと良いでしょう。
こうすることで、りんごから水分が失われ乾燥することを防ぐことができます。
また、りんごは熟成を進める「エチレンガス」を出す果物であることにも注意をしておきましょう。
エチレンガスは追熟を促すガスのことで、野菜や果物などが分泌する植物ホルモンの一種です。
そのため、りんごをそのまま冷蔵庫内で保存してしまうと、冷蔵庫内のほかの野菜や果物も早く傷んでしまいます。
そこで、エチレンガスがほかの野菜や果物に影響を与えないように、ポリ袋に入れて口をしっかり縛るようにしましょう。
ちなみに、りんごの数が大量で冷蔵庫内に収まりきらない場合は、廊下や玄関など、できるだけ温度の低いところでりんごを保存しましょう。
暖房のきいた部屋は温度が高く乾燥もするので、りんごを保存する場所としては適していないので注意をしておきましょう。
りんごを段ボール箱などに入れて常温保存する場合は、保存期間は1ヶ月程度になります。
また、りんごを大量に同じ容器で保存する場合は緩衝材を入れて、りんご同士が傷つかないようにしておくと良いでしょう。
りんごの保存方法で切った後のものはどうする?
りんごを切った後で保存をする場合は、前章にある水分に加えて、りんごの切り口の変色も防ぎたいところです。
そこで、食塩水やレモン汁をりんごの切り口にかけ、その後でラップでぴったりと包みます。
さらに、その状態のりんごをジッパー付きのビニール袋に入れて口を閉じることで、りんごが酸化するのをより防ぐことができます。
ただ、りんごは一度切ってしまうと品質が落ちる速度が非常に早くなります。
そのため、切った後のりんごはなるべく早く食べるようにしましょう。
あるいは、りんごを冷凍保存するという方法もあります。
冷凍したりんごは常温や冷蔵よりも傷みにくく、「約3ヶ月程度」の保存が可能になります。
りんごの冷凍保存方法は簡単で、以下のようになります。
2・新聞紙やペーパータオルでりんごを包む
3・ジッパー付きのビニール袋に入れて口を閉じる
4・りんごを冷凍庫に入れる
5・完了!
以上です。
冷凍保存したりんごは、繊維がほぐれて柔らかい食感になるのが特徴です。
解凍する際は、りんごを完全に解凍すると水分が出てべチャッとした食感になってしまうので注意をしてください。
そのため、半解凍状態か、シャーベットの状態でりんごを食べると良いかと思います。
また、切った後のりんごを冷凍する場合は、上記と同様に食塩水やレモン汁などで変色を防いでから、袋に入れて保存するのがおすすめです。
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りんごの保存でおすすめの方法とは?切った後のものはどうする?
まとめ
りんごを保存する場合には「水分」が重要になります。
ポリ袋・ペーパータオル・新聞紙などでりんごを包むことで、りんごが乾燥することを防止しましょう。
また、りんごを切った後で保存をする場合は、変色を防ぐために食塩水やレモン汁をりんごの切り口にかけると良いでしょう。