普段あまり使わない「調味料」はうっかり賞味期限切れになってしまうことがあります。
あるいは、調味料の賞味期限が思ったよりも短ったということもあるでしょう。
ここで問題となるのが賞味期限切れの調味料の捨て方です。
調味料でも捨て方によっては環境汚染に繋がることがあるので、正しい捨て方を知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、賞味期限切れの調味料の捨て方について、お伝えさせていただきます。
賞味期限切れの調味料の捨て方とは?
1・醤油やみりん
醤油やみりんのような液体であり、粘土の低い調味料はそのまま排水溝に流して捨ててしまって大丈夫そうに思えます。
しかし、排水溝に流した調味料は下水へ流れるので環境に良くありませんし、排水溝の排水トラップに調味料が残っていると悪臭などの原因となることがあります。
そのため、醤油やみりんはできれば排水溝には流さず、新聞や古布に吸わせて燃えるゴミとして処分すると良いでしょう。
その際には新聞紙をそのまま使うのではなく、適当な大きさに切ったりくしゃくしゃにしたりすると、調味料を吸い取りやすくなるのでおすすめです。
また、牛乳パックや二重にした袋に入れると液漏れなどの心配がありません。
ただ、地域によっては牛乳パックを分別しなければいけないところもあるので、作業前に確認しておくようにしてください。
2・ケチャップやマヨネーズ
これらも液体調味料ですが、醤油やみりんとは違い、粘土が高いので新聞紙にも染み込みにくいです。
そのため、キッチンペーパーにケチャップやマヨネーズの中身を出して、それをさらに新聞紙で包んで燃えるゴミとして捨てると良いでしょう。
その際は、紙に染み込みにくいことから溢れやすいので、しっかりと封をすることが重要になります。
また、ケチャップやマヨネーズの容器は、綺麗に洗った後、各自治体の指示する捨て方で処分しましょう。
3・味噌やからし
味噌やからしのように固形に近い調味料の場合は、キッチンペーパーや新聞紙で包んで燃えるゴミとして処分すれば大丈夫です。
これらは上記の調味料とは違い、中身が漏れ出てくるといった可能性が低いため、そこまで密閉性に気を使う必要はありません。
また、場合によっては調味料が入っている容器ごと捨てることも可能かと思います。
4・粉もの
小麦粉や片栗粉、ホットケーキミックスなどの粉ものは、排水溝などにそのまま流すと水で固まってしまいます。
当然、排水溝などが詰まる原因となるため、絶対にそのまま水に流すことがないようにしましょう。
基本的に、他の調味料と同じように燃えるゴミとして処分すれば大丈夫です。
多くの場合、粉ものの容器は紙袋だと思いますので、そのままゴミとして捨てることができるでしょう。
ただ、粉ものは調味料と違って中身が飛び散りやすいことに注意をしておきましょう。
念の為、新聞紙などで包んでおくと飛び散りを予防できます。
5・サラダ油やオリーブオイル
サラダ油やオリーブオイル、ごま油などの油脂類は、そのまま水に流すと環境破壊に繋がるため注意が必要になります。
基本的な捨て方としては、上記にある液体調味料と同様に新聞紙や古い布に染み込ませてから、燃えるゴミとして捨てるようにしましょう。
新聞紙が手元になり場合は、ドラッグストアなどで販売されている油凝固剤や油処理袋を利用するという方法もあります。
また、住んでいるの地域によっては、スーパーや自治体が調理油のリサイクル回収を行っているところもあります。
そのため、そういったものを利用して油類を処分するというやり方もあります。
賞味期限切れの調味料の捨て方の注意点
賞味期限切れの調味料を捨てる際に「排水溝がダメなら、トイレに流せば良いのでは?」と考える方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、これは絶対にやってはいけません。
というのも、トイレに不用意に食品を流すと、トイレがつまる原因になってしまうことがあるからです。
当然ではありますが、トイレは排泄物を流すことを想定したものであり、調味料を流すことは本来の用途とは違うものです。
そのため、トイレであれば調味料が綺麗に流れてくれて一見楽なように感じるかもしれませんが、後々から致命的な事態に陥る危険があるため、この方法は避けるようにしてください。
【まとめ買い】 スコッティ ペーパーふきん サッとサッと 400枚(200組) ×4個セット
賞味期限に関するその他の情報
賞味期限切れの牛乳はいつまで飲める?加熱処理や処分方法も紹介
賞味期限切れの調味料の捨て方とは?醤油や油などの処分方法を紹介
賞味期限切れの食品は食べられるのか?消費期限切れとの違いも紹介
まとめ
賞味期限切れの調味料を捨てる場合は、正しい方法で捨てるようにしたいですね。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。