「醤油」は日本人にとって欠かせない調味料の１つです。
そんな醤油ですが、うっかり賞味期限切れにしてしまうことがありますよね。
とくに未開封の醤油を複数購入しているご家庭だと起こりやすいかと思います。
賞味期限切れになった醤油の使いみちや処理方法を知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、
- 醤油は賞味期限切れでも使える？
- 賞味期限切れの醤油の使い道とは？
- 賞味期限切れの醤油の処理方法はこれ！
これらのことをお伝えさせていただきます。
醤油は賞味期限切れでも使える？
結論から言えば、賞味期限切れの醤油は使えるものもあります。
まず、食品の賞味期限とは「その食品を美味しく食べることができる期限」であり、食品を安全に食べられる期限である消費期限とは異なるものだからです。
さらに、醤油は塩分濃度が非常に濃く殺菌効果も高いため、腐りにくく日持ちするのが特徴です。
醤油を水で薄めただとか、高温の場所に長期間保管していたなどの悪条件で保管せず、醤油の容器を適切に保存していれば、多少風味が落ちてしまうでしょうが使用に問題はないでしょう。
ただ、醤油の容器を開封している場合は、酸化によりどんどん風味が劣化していきます。
これにより、かけしょうゆやさしみしょうゆとして直接素材にかけたりつけたりするのには適していません。
そのため、醤油の容器を開封した後は、常温ではなく冷蔵庫のような低温の場所で保管するようにしましょう。
あるいは、醤油を別の小型容器に移し替えて、小出しにするなどの工夫をすることも効果的です。
賞味期限切れの醤油の使い道とは？
前章にもあるように、賞味期限切れの醤油は風味が落ちるため、かけしょうゆやさしみしょうゆとして直接素材にかけたりつけたりするのには適していません。
そこで、醤油を加熱すれば芳しい香りが出ることを利用して、賞味期限切れの醤油は熱を加える料理に使用することをおすすめします。
例えば、佃煮や角煮などの味が濃くて煮詰めたり、みりんや砂糖を一緒に使う料理に使うことで味の劣化を軽減できるでしょう。
また、賞味期限切れが迫っている醤油を処理したい場合は、醤油を大量に使う料理がおすすめですね。
卵黄や大葉、にんにく、野沢菜（のざわな）の醤油漬けなどが醤油を大量に使うことができる料理になります。
もちろん、すき焼きや煮豚なども醤油を加熱しつつ大量に使用することができる料理です。
賞味期限切れの醤油の処理方法はこれ！
賞味期限切れの醤油を捨てる場合は、廃油などと同じように処分すれば大丈夫です。
醤油を台所などの排水溝へそのまま捨ててしまうと、環境破壊が懸念されるため、以下のような方法で処理していきましょう。
２・そこへ処分する醤油を注いで吸わせる
３・注ぎ終わったら封をして、燃えるゴミとして捨てる
以上です。
注意点としては、醤油が元々入っていたの容器は、自分が住んでいる地域のゴミ分別ルールに従って処分するようにしてください。
ちなみに、捨てる醤油が少量である場合は、水で薄めてからであれば、排水溝に流しても大丈夫です。
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まとめ
醤油は調理に欠かせない調味料ですから、適切に扱って上手に使いたいですね。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。