梅雨や秋雨時には傘が大活躍しますよね。
そんな傘ですが、ふと見ると金属部分が錆(さ)びてしまっていることがあります。
使い捨てならともかく、大切な傘であるなら何とか傘の錆を落としたいですよね。
また、傘が錆びない方法についても知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、
- 傘の錆の落とし方はこれ!
- 傘が錆びない方法について
これらのことをお伝えさせていただきます。
傘の錆の落とし方はこれ!
傘の錆を落とす前に
傘の錆を落とすには、まず必要な道具を揃えることから始めましょう。
具体的には、
2:歯ブラシ・メラニンスポンジ
3:台所用洗剤
4:歯磨き粉
5:サビクリーナー・ワイヤーブラシ
以上になります。
5番目のサビクリーナー・ワイヤーブラシはあると非常に便利ですが、傘の錆が軽いものであるなら1~4で代用できます。
傘の錆の落とす!
1・傘の骨部分
傘の錆が軽度のものであれば、歯磨き粉と歯ブラシで落とすことが出来ます。
錆が出ている金属部分に水をかけ、その後に歯磨き粉を塗りつけてから歯ブラシで擦って錆を落としていきましょう。
歯ブラシで錆部分を掃除し終えたら、水で歯磨き粉や錆を洗い流しましょう。
錆を落としきれていない場合は、また歯磨き粉を塗って擦ります。
また、傘の錆が酷い場合はメラニンスポンジ・お酢と台所用洗剤を使います。
方法は歯磨き粉と歯ブラシの時と同様で、錆部分に水をかけた後にお酢と台所用洗剤を塗りましょう。
そして、メラニンスポンジで擦って錆を落としていきます。
頑固な錆は中々落ちないので、メラニンスポンジでゴシゴシと擦っていきましょう。
後は水で洗い流し、錆が綺麗に落ちるまでこれを繰り返します。
最後に、上記の方法でも錆が落ちない場合は、サビクリーナーやワイヤーブラシといった錆落としに適した道具を使いましょう。
ワイヤーブラシで錆を落として、錆があった箇所にサビクリーナーを付けて乾いた布で拭きます。
また、骨と骨の継ぎ目は錆びやすい箇所なので、防錆効果のあるクリーナーを塗っておくと効果的です。
2・傘の布部分
傘の布部分に付着した錆を落とす方法は、基本的に傘の骨部分のものと同じです。
具体的には、まず錆が付いている布部分に水をかけ揉み洗いをします。
その後、錆が付いている部分にお酢と台所用洗剤を塗って歯ブラシで擦りましょう。
あまり強い力でゴシゴシ擦ると布が痛むことがあるので、優しく丁寧に作業をした方が良いでしょう。
錆汚れを落としたら、水で綺麗にして状態を確認します。
まだ錆が残っているようであれば、お酢と台所用洗剤を塗って綺麗になるまで繰り返します。
また、錆の掃除後はしっかりと日陰干しを行い、傘をしっかりと乾燥させるようにしましょう。
傘が錆びない方法について
1・傘をしっかりと乾かす
雨の日に傘を使うと、当然傘はずぶ濡れの状態になります。
傘を錆びさせないためには、この時にしっかりと乾かすことが大切になります。
限界の前で傘の水滴を落としたり、傘を広げて干すようにしましょう。
ちなみに、傘を干す場所は屋内でも屋外でも問題ありませんが、直射日光に当てないように注意しましょう。
というのも、直射日光は傘の布部分を傷めるので、場合によっては色あせの原因になってしまうことがあるからです。
そのため、傘を干すときには日陰干しをするようにしましょう。
2・錆止めスプレーを使う
傘の金属部分が錆びる前に錆止めスプレーを使っておくのも効果的です。
傘の金属部分には錆止めが施されていますが、傘を長期間使用していると錆止めが剥がれたりして効果を失うことがあるからです。
そのため、使用年数が長い傘の場合は、錆止めスプレーを使っておくと錆を予防できます。
3・傘の撥水効果を復活させる
撥水効果(はっすいこうか)とは、水をガラスのように弾く効果のことを指します。
傘の生地に当たった雨水が、ボールのようにコロコロと滑っていくのはこのためですね。
しかし、傘を長期間使用しているとこの撥水効果が失われていきます。
こうなってしまうと、傘がびっしょりと濡れてしまい、その水分が錆の原因になることがあります。
そのため、失われた傘の撥水効果を復活させることが、傘が錆びないことに繋がるというわけですね。
傘の撥水効果を復活させる方法は、下記の記事で情報をまとめています。
傘が水を弾かない時の対処方法はこれ!使用する道具などもくわしく紹介
傘に関するその他に情報について
傘に関するその他に情報は、以下の記事にまとめています。
傘の盗難防止の方法はこれ!盗まれた時に警察に被害届を出すべきかも紹介
台風時に傘を使うのは危険!?台風対策に役立つ雨具もくわしく紹介
ビニール傘の正しい捨て方はこれ!道に捨てることが危険であることも紹介
まとめ
大切な傘が錆びてしまうと本当に悲しいですよね。
そんな状態を改善するために、この記事がお役に立てれば幸いです。