キイロシリアゲアリの駆除方法とは？羽アリ発生の原因も紹介

涼しくなってくると家の中に「キイロシリアゲアリ」の羽アリが侵入してくることがあります。

キイロシリアゲアリは身体が非常に小型で、網戸などをする抜けてしまいます。

何とかして駆除したいところですが、駆除方法などがわからないと困ってしまいますよね。

そこで今回の記事では、

これらのことをお伝えさせていただきます。

キイロシリアゲアリの駆除方法とは？

１・殺虫剤を使う
キイロシリアゲアリを駆除する場合、スプレータイプの殺虫剤を使うことが効果的です。

市販されているエアゾールタイプの殺虫剤であれば、キイロシリアゲアリを簡単に一掃することができるでしょう。

また、殺虫剤の中には薬剤を噴霧した場所に近寄ったキイロシリアゲアリを駆除するものもあります。

キイロシリアゲアリが網戸などに集まることがわかっている場合、そういった場所へ殺虫剤を散布しておくと家の中への侵入も予防できるので、結果的に駆除作業を楽に行うことができるようになるでしょう。

２・掃除機を使う
手元にキイロシリアゲアリに対して駆除効果がある殺虫剤が無い場合もがあります。

そういった時は掃除機を使ってキイロシリアゲアリを吸い込むことで駆除することができます。

ゴミやホコリを吸い込む時と同じ要領で、飛んでいるキイロシリアゲアリを吸い込んでいきましょう。

ちなみに、「掃除機の中でアリが生きているのでは？」と心配になる方がいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です。

掃除機に吸い込まれたキイロシリアゲアリは、風圧によってすぐに死んでしまうからですね。

羽アリが大量発生している場合でも対応できますし、紙パック式の掃除機なら紙パックを捨てるだけで後始末ができるのも良い点です。

注意点としては、掃除機の中にいるキイロシリアゲアリを確実に駆除するために、殺虫剤を掃除機に吸わせることは絶対にやめて下さい。

掃除機内で駆動しているモーターでは火花が発生しているので、殺虫剤のガスに引火する恐れがあります。

場合によっては命にかかわることになるので要注意です。

３・粘着テープを使う
夜間などの時間帯で掃除機が使いにくい場合は、粘着テープを使う駆除方法があります。

掃除などに使用する粘着ローラー（いわゆるコロコロなど）を使うと効率よくキイロシリアゲアリを駆除できるでしょう。

アリを粘着させる際は、ローラーなどの勢いでアリを吹き飛ばさないよう静かに作業することがポイントです。

羽アリも常に飛行しているわけではないので、壁や床に降りている時を狙うと良いでしょう。

キイロシリアゲアリの羽アリが発生する理由は自分たちの子孫を残すためです。

そして、羽アリたちが人間の家の中へ入ってきてしまうのにはいくつかの原因があります。

例えば、

１・夜に家の中の光が漏れている
２・室内に湿気がこもっている
３・家に雨漏りや水漏れが起きている
４・木材やダンボールを放置している

以上です。

キイロシリアゲアリの羽アリには走光性といって、街灯などの光に集まる習性があります。

そのため、夜間に家の窓などから照明の光が漏れていると、その光に羽アリが誘引されて家の中に入ってくるわけですね。

また、羽アリは多湿の環境を好むので、換気が不十分な梅雨の屋内、雨漏りや水漏れで木材が湿っている住宅は羽アリを引き寄せることがあります。

同じ理由で木材やダンボールを家の周辺で放置していると、これらがアリの巣となる可能性があります。

キイロシリアゲアリの羽アリが家の中で発生した時は、落ち着いて適切な対処をしたいですね。

そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。

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