クラゲに刺されたらどんな症状が現れる?応急措置のやり方とは? | ごろん小路。

クラゲに刺されたらどんな症状が現れる?応急措置のやり方とは?

「海水浴中にクラゲに刺された!?」

このような経験をした方は多いのではないでしょうか?

クラゲには毒性の強い種類のものもいるため、刺された際にどんな症状が現れるのか気になりますよね。

また、応急処置のやり方についても知っておきたいところです。

そこで今回の記事では、

  • クラゲに刺されたらどんな症状が現れる?
  • クラゲに刺された時の応急措置のやり方とは?

これらの情報をまとめてみました。

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クラゲに刺されたらどんな症状が現れる?

海でクラゲに刺された場合、以下のような症状が現れる可能性があります。

1・患部に激痛や灼熱感が生じる
2・患部にミミズ腫れや皮膚のただれなどが発生する
3・頭痛、吐き気、呼吸困難
4・意識障害、痙攣、呼吸抑制・血圧低下などのショック症状
5・全身性蕁麻疹、くしゃみ、咳、呼吸困難、嘔吐など

以上です。

注意すべき点としては、クラゲの種類によって症状の重さがかなり違うことです。

例えば、「ミズクラゲ」に刺されてしまっても痛みなどの症状がないことがほとんどです。

肌が敏感な人や子どもは痛みやかゆみを感じるかもしれません。


しかし、「カツオノエボシ」のような猛毒をもつクラゲに刺されると、全身に痛みを感じ、患部は赤く腫れて数日にわたり発熱をします。

また、症状が重篤になると、頭痛や吐き気、アナフィラキシーショックで死亡する危険もあります。

実際、カツオノエボシに刺されて亡くなった事例はいくつも報告されています。

そのため、クラゲに刺された場合は、油断せずに次章の応急処置を施して様子を見るようにした方が無難です。

クラゲに刺された時の応急措置のやり方とは?

1・陸地へ移動する
クラゲに刺された場合、すぐに激痛などの症状が現れなくても、数十分から1時間ほど経ってから症状が現れることがあります。

海の中でそういった症状が現れると、身体が上手く動かせずに溺れるなどの危険が無視できません。

そのため、クラゲに刺された時はすぐに陸地へと移動するようにしましょう。

陸地に移動することで、クラゲにさらに刺されることを避けることもできますからね。

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少なくとも陸地であれば、他の人の目にとまりやすいため助けを求めやすいですし、自力での応急処置を施すことも可能です。

また、家族や友人と一緒に海水浴場を訪れている場合は、クラゲに刺された旨を伝えておくことをおすすめします。


2・海水で洗う
陸地に移動したら、クラゲに刺された箇所を海水を使って優しく洗い流してください。

クラゲは「刺胞(しほう)」と呼ばれるものを持っており、これに対して物理的な刺激などが加わると、袋状になっている内部から袋を反転させながら針が出て毒が放出されます。

これが人間の皮膚に刺さるなどして被害が生じるわけですね。

そのため、この刺胞から針や毒を放出させないよう、慎重に取り除く必要があります。

ここで注意すべき点として、「水道水で洗わない」ということです。

というのも、浸透圧で毒素が体内に回る可能性があるため、クラゲに刺された箇所を洗い流す時は海水か食塩水にしましょう。


3・ライフセーバーに相談する
海水浴場にライフセーバーの方がいるのであれば、助けを求め相談をすることも効果的です。

ライフセーバーの方は治療知識はもちろん、手当の道具を持っている可能性が高いため、クラゲの種類に応じた処置方法を施してもらえるかもしれないからです。

また、激痛などのように症状が激しい場合は素人の対処が難しいことも考えられるため、専門知識をもつ人の助けを受けることができれば、適切な処置を施すことができるでしょう。

もちろん、強い症状が現れている場合は、救急車などを利用してすぐに病院を受診するようにしてください。

日本クラゲ大図鑑 [図鑑]

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まとめ

クラゲに刺されたらミミズ腫れや皮膚のただれ、激痛などの症状が現れる可能性があります。

症状が重篤なものである場合は、迷わず病院を受診するようにしてください。

そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。

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