海を漂う「クラゲ」は、楽しい海水浴では危険な存在となってしまいます。
クラゲには強い毒を持つ種類もいるため、「クラゲに刺されると跡が消えない」といった話を聞くことがあるかと思います。
また、クラゲに刺された跡に薬はなにを使うのかも気になりますよね。
そこで今回の記事では、
- クラゲに刺された跡は消えない!?
- クラゲに刺された跡に薬はなにを使う?
これらの情報をまとめてみました。
クラゲに刺された跡は消えない!?
結論から言えば、クラゲに刺された跡は消えない可能性があります。
これはクラゲと一口に言っても様々な種類があり、毒性が弱いクラゲもいれば強いクラゲもいます。
例えば、「ミズクラゲ」に刺されてしまっても痛みなどの症状がないことがほとんどです。
このクラゲは毒性が弱いため、肌が敏感な人や小さな子どもは痛みやかゆみを感じる程度の被害になることが多いです。
逆に、「カツオノエボシ」のような猛毒をもつクラゲに刺されると、全身に痛みを感じ、患部は赤く腫れて数日にわたり発熱が生じます。
症状が重篤になると、頭痛や吐き気、アナフィラキシーショックで死亡する危険もあるほどです。
カツオノエボシのような毒性の強いクラゲに刺されると、刺された箇所の皮膚がただれるなどの症状が現れ、その結果、その傷が皮膚に跡が残るという可能性が考えられるわけです。
また、クラゲに刺された箇所へは刺激を与えないようにすることも重要です。
例えば、症状が落ち着くまでは入浴時にお湯の温度は低めにして、石鹸などは使わず患部を擦らないなどの注意をしてあげましょう。
もちろん、病院を受診することもおすすめです。
素人が判断するよりも、専門的な知識をもつ医師の方に診てもらう方が確実ですからね。
その場合は、可能であれば刺された海水浴場と同じ地域にある病院を選ぶと良いでしょう。
これは、クラゲに刺された海水浴場と同じ地域にある病院であれば、近隣で出没しているクラゲの情報を持っている可能性が高いため、すぐに適切な処置を施してもらえるからです。
クラゲに刺された跡に薬はなにを使う?
クラゲに刺された場合、市販されている抗ヒスタミン剤・酢酸ヒドロコルチゾン・ステロイドが配合された軟膏を患部に塗ることが効果的です。
こういった薬剤を使用することで、皮膚に傷が残さないようある程度の処置ができます。
ただ、ステロイドや抗生物質系の軟膏は、副作用の心配があることに注意をしてください。
そのため、実際に使用する前に、薬剤の取扱説明書やケースなどに記述されている情報をしっかりと確認するようにしてください。
また、市販されている薬剤を自分の判断で使うことに不安がある場合は、病院を受診することをおすすめします。
前章にもあるように、クラゲに刺された海水浴場と同じ地域にある病院であれば、近隣で出没しているクラゲの情報を持っている可能性が高いからです。
そのため、クラゲの種類に合わせた薬剤を処方してくれることが期待できます。
また、薬剤の使用以外に関する疑問なども相談をすることができます。
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クラゲに関するその他の情報
クラゲに刺されたらどんな症状が現れる?応急措置のやり方とは?
まとめ
クラゲに刺された跡には、適切な対処をして傷が残らないようにしたいですね。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。