「サル痘」が日本国内でも確認されましたが、具体的な症状などがわからず不安になる方がいらっしゃるかと思います。
また、実際にサル痘の症状が現れた場合、症状が治るのかや後遺症について知っておきたいですよね。
そこで今回の記事では、
- サル痘の症状とは?
- サル痘の症状は治るのか?
- サル痘の症状の後遺症について
これらの情報をまとめてみました。
サル痘の症状とは?
サル痘が人間に感染した場合、以下のような症状が現れる可能性があります。
2・激しい頭痛
3・悪寒
4・筋肉痛
5・局所リンパ節腫大
以上です。
まず、サル痘は通常1~2週間の潜伏期間後に症状が現れます。
発熱の1~3日後に発疹が身体に出現します。
この発疹の多くは顔に現れ、その後は全身へと症状が広がっていくことが特徴的です。
顔以外では、とくに手のひらや足の裏にできやすく、口の粘膜や眼、生殖器にも出現します。
この時現れた発疹は、時間経過で隆起して水疱(すいほう)・膿疱(のうほう)・痂皮(かさぶた)となっていきます。
多くの場合、サル痘の症状は軽症で終わり、個人差はありますが約2~4週間で自然治癒します。
サル痘の症状は治るのか?
前章にもあるように、サル痘の多くは軽症で終わります。
個人差はあるかと思いますが、約2~4週間で自然治癒」します。
ただ、感染者が小さな子どもであったり、患者の健康状態などによっては重篤化することがあり、皮膚の二次感染・気管支肺炎・敗血症・脳炎・角膜炎などの危険な合併症を起こすことが懸念されます。
そのため、自分や家族がサル痘に感染したかもしれないとおもったら、必ず病院を受診して検査と治療を受けるようにしましょう。
また、基本的にサル痘に対しては特異的な治療方法は存在せず、今現れている症状に応じた治療方法を施すことになります。
ですので、症状が軽度の内に、素早く対処することで重篤化を防ぐことへと繋がります。
サル痘の症状の後遺症について
サル痘が治癒した後で残る後遺症としては、皮膚などに現れた発疹や水疱(すいほう)の痕が残る可能性があります。
サル痘の多くは数週間で綺麗に治るのですが、皮膚に少し盛り上がったところが残ったり、皮膚が変色したりといった症状が残ることが後遺症として懸念されます。
とくに、サル痘の発疹や水疱は顔に現れやすい傾向があるので、この点には注意が必要になるかと思います。
もちろん、顔以外の部分に現れた発疹や水疱にも同様のことが言えます。
また、稀にではありますが、気管支肺炎・敗血症・脳炎・角膜炎などの合併症を起こす可能性があります。
その場合は、そういった症状の後遺症にも注意をする必要があるでしょう。
サル痘に関するその他の情報
サル痘の感染経路で人から人に移る?どんな病気?治療方法とは?
まとめ
サル痘の症状は非常に独特なので、わかりやすい部類かと思います。
疑わしい場合は、最寄りの医療機関に相談・受診をするようにしましょう。