日本には多くの「蛇」が生息していますが、蛇がどこに住んでいるのかよくわかりませんよね。
また、蛇が人間の前に現れるようになる時期も同様です。
庭などでばったり蛇と遭遇しないよう注意をしたいところです。
そこで今回の記事では、
- 蛇がどこに住んでいるの?
- 蛇が出る時期とは?
これらの情報をまとめてみました。
蛇がどこに住んでいるの?
蛇は適度な湿度・温度があり、外敵に襲われにくい場所を好む動物です。
例えば、草むらの柔らかい土の穴や樹木の根の空間、石垣の隙間などは蛇が住居としている可能性があります。
人間の家の周辺だと、家の軒下や屋根裏などの隙間、庭にある石や岩の隙間などが挙げられます。
逆に、直射日光がよく当たる場所や乾燥した場所は避ける傾向にあります。
また、蛇は主にネズミや鳥の卵、カエルなどをエサとしているため、これらがある場所には蛇が現れやすいと言えるでしょう。
ちなみに、蛇を自分の家の周囲に近寄らせたくない場合は、以下のような方法が効果的です。
2・家の周辺に生えている草を刈り取る
3・家の周辺に放置されている石や植木鉢などを取り除く
4・柔らかい土の穴や木の根元の隙間を埋める
5・家の軒下や屋根裏などの隙間を塞ぐ
以上です。
蛇のエサとなるものを取り除きつつ、蛇が好む環境を変えていくことが効果的です。
また、家の軒下や屋根裏などの隙間に関しては、ハクビシンなどの他の害獣対策にもなるので、しっかりとした対処をしておくと安心できます。
あるいは、予算や土地の都合が合えば、塀などを設置することで家への侵入を効率的に予防することができます。
蛇が出る時期とは?
蛇が出る時期としては、主に「4~10月頃」になります。
その中でも、蛇に噛まれやすい時期としては「7~9月」が挙げられます。
まず、蛇の基本的な行動としては、日差しの強い時間帯は大人しくして倒木や石の下、水田に身を隠しています。
変温動物である蛇は恒温動物とは違い、自分で体温調節ができないため外の温度に影響を受けます。
そのため、昼夜の寒暖が激しい日であったり、雨の後には多くの蛇が体温調整のために日光浴に出てきます。
そして、夏は夜間にも活動することもあり、昼間に出てこないような開けた場所、例えば庭・駐車場・広い歩道などにも出てくることがあります。
普段は蛇がいないような場所で不意に遭遇することになるため、この時期に蛇に咬まれることが多いようです。
また、蛇と遭遇した時の対処方法としては、すぐに距離を取ることが重要です。
蛇は臆病な動物であるので、人間側から不用意に近寄らないようにすれば攻撃を受けることはまずありません。
あるいは、蛇の方が人間へ近寄ってきている場合は、木の枝や石を投擲することで追い払うことができます。
バケツに入れた水をかけるなどの方法も効果的です。
ただ、蛇へ直接的な攻撃をして危害を加える必要はないので、あくまで蛇への威嚇に留めるように注意をしてください。
蛇に関するその他の情報
まとめ
蛇は草むらの柔らかい土の穴や樹木の根の空間、石垣の隙間などを住居としている可能性があります。
また、蛇が出る時期としては、主に「4~10月頃」になります。
蛇と不意に遭遇してしまった場合は、冷静に距離を取って噛まれないようにしましょう。