「蛇」が人間の家の周囲に出て悩みの種となることがあります。
あるいは、蛇が家の中へ入ってくることもあるので、怖い思いをする方も少なくないのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、
- 家の周囲に出た蛇の対策方法とは?
- 家に蛇はなぜ近寄ってくるのか?
これらの情報をまとめてみました。
家の周囲に出た蛇の対策方法とは?
家の周囲に出た蛇の対策方法としては、蛇を放置することが基本となります。
何故かというと、基本的に蛇はエサを探していることがほとんどであるため、一箇所に留まり続けるという可能性は低いからです。
例えば、庭に蛇が現れたとしても、しばらくすればエサを探すために蛇は別の場所へ移動を開始することでしょう。
さらに、蛇は臆病な生き物であるため、人間側から不用意に刺激を与えなければ、噛まれるなどの攻撃を受けることはまずありません。
そのため、家の周囲に蛇が現れたとしても、慌てずに蛇をそのままにしておけば大丈夫です。
逆に、家の周囲で蛇と高頻度で遭遇する場合は、その近くに蛇にとって都合の良い環境がある可能性があります。
例えば、草むらの柔らかい土の穴や樹木の根の空間、石垣の隙間などは蛇が住居としていることが考えられます。
そのため、そういった場所には近寄らないようにすることで、蛇と距離をおいて遭遇しにくくすることができます。
また、蛇が出る時期としては、主に「4~10月頃」になります。
その中でも、蛇に噛まれやすい時期としては「7~9月」が挙げられます。
この時期は蛇が夜間にも活動することがあり、昼間に出てこないような開けた場所、例えば庭・駐車場・広い歩道などにも出てくることがあります。
普段は蛇がいないような場所で不意に遭遇することになるため、この時期に蛇に咬まれることが多いようです。
家に蛇はなぜ近寄ってくるのか?
家の周囲に蛇が出た場合、その原因は大きく分けて2種類のものが考えられます。
つまり、
2・蛇が家の周囲の場所を住居としている
以上です。
1番目の「蛇がエサを探して迷い込んだ」はそのままですね。
前章にもあるように、基本的に蛇はエサを探していることがほとんどです。
蛇は主にネズミや鳥の卵、カエルなどをエサとしているため、これらがある場所には蛇が現れやすいと言えます。
結果的にですが、こういったものが家の周囲にある場合は蛇と遭遇する確率が高くなります。
そのため、可能であれば蛇のエサとなるものを取り除くことが、蛇避けとして効果を発揮します。
2番目の「蛇が家の周囲の場所を住居としている」もそのままですね。
蛇は適度な湿度・温度があり、外敵に襲われにくい場所を好む動物です。
例えば、草むらの柔らかい土の穴や樹木の根の空間、石垣の隙間などは蛇が住居としている可能性があります。
人間の家の周辺だと、家の軒下や屋根裏などの隙間、庭にある石や岩の隙間などが挙げられます。
そのため、こういった蛇が好む環境があると、蛇がそこを拠点として活動をするようになるため、蛇との遭遇率が高くなります。
逆に、直射日光がよく当たる場所や乾燥した場所は避ける傾向にあるため、家の周囲の物を整理したり、雑草を除去するなどして環境を変えることで蛇避けとすることができます。
蛇に関するその他の情報
まとめ
家の周囲に現れる蛇は、蛇が好む環境を家の周辺から取り除くことで対策とすることが可能です。
また、蛇そのものは、放置しておけば別の場所へ移動することがほとんどです。