「蛍」は夜に光りながら空を飛ぶ美しい昆虫です。
そんな蛍ですが、実際に蛍を見ようとすると、その時間は何時なのかよくわかりませんよね。
また、ホタルを見ることができる時期はいつからいつまでなのかも気になるところです。
そこで今回の記事では、
- 蛍を見られる時間は何時?
- 蛍を見られる時期はいつからいつまで?
これらの情報をまとめてみました。
蛍を見られる時間は何時?
結論から言えば、蛍を見られる時間は「午後7時30分~午後9時頃」になります。
この時間帯以外で蛍を見られるのは、午後11時頃、そして最後は午前2時頃になります。
午後9時頃から午後11時頃、そして午前2時頃までの時間は、蛍が身体を休めるために草などに止まって大人しくしている時間帯になるので、宙を舞う蛍が見たい場合は時間帯に注意をしておきましょう。
注意点としては、上記の時間帯に必ずしも蛍が見られるとは限らないことです。
蛍がたくさんいる場所だからといって、暗い時であれば必ず舞っているのかというと、決してそうではありません。
夜間に蛍が光りながら舞うのは、交尾をするための相手を探すためです。
従って、それが難しい場合は、蛍を見られないことが考えられます。
例えば、以下のような条件だと蛍を見ることが難しくなってしまいます。
2・風が強い
3・気温が低い
4・月明かりが非常に強い
以上です。
1~2番目はそのままですね。
蛍は飛ぶ力があまり強くない昆虫であるため、ちょっとした小雨や風が強い天候だと、上手く空を飛ぶことができなくなります。
そういった日は、蛍は草などの影に隠れて風雨をやり過ごそうとするため、蛍を見ることが難しくなるわけですね。
また、蛍が好む気温条件は「20℃以上」という特徴があるため、雨によって気温が下がると蛍が活発に動けなくなってしまいます。
最後の月明かりに関しては、蛍は光によってコミュニケーションをとる昆虫なので、月光などの余計な光がある状態ではコミュニケーションに支障が生じてしまうからです。
ちなみに、蛍を見やすい条件としては、以下のようなものが挙げられます。
2・風がない
3・気温が高く、蒸し暑い
4・曇っている
5・月明かりがない
以上です。
このような条件であれば、蛍が舞う美しい光景を見られるかと思います。
蛍を見られる時期はいつからいつまで?
結論から言えば、蛍を見られる時期は「5月の後半から8月にかけて」になります。
より正確に言えば、蛍の種類によって見られる時期が異なります。
日本で有名な蛍には「ゲンジボタル」と「ヘイケボタル」がいますが、これらの蛍を見ることができる時期は以下のようになります。
2・ヘイケボタル……6月下旬~8月
以上です。
6月頃になると、日本各地でホタル祭りが開催され始めるので、そういったイベントに合わせるということも良いかもしれません。
ちなみに、蛍は気候の影響を受けやすい昆虫であるため、地域によっては若干の誤差が生じます。
具体的には、
2・ 関東、中部地方……6月上旬~7月
3・中国、四国、近畿地方……5月下旬~7月上旬
4・九州、沖縄地方……5月~6月下旬
以上です。
このように若干のズレがあるため、蛍を見るために訪れる地域の情報を予めチェックしておくと良いでしょう。
蛍に関するその他の情報
まとめ
蛍を見られる時間は「午後7時30分~午後9時頃」になります。
また、蛍を見られる時期は「5月の後半から8月にかけて」になります。