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蛍が光るのはなぜ?光る原理や熱くないのか?

「蛍」は綺麗な光を放つ昆虫として有名です。

そんな蛍ですが、ホタルがなぜ光るのかわからない方は多いのではないでしょうか?

また、蛍の光は蛍光灯のように熱を放つなどの特徴があるかも気になるところです。

そこで今回の記事では、

  • 蛍が光るのはなぜ?
  • 蛍が光る原理とは?
  • 蛍の光は熱くない?

これらの情報をまとめてみました。

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蛍が光るのはなぜ?

蛍が光る理由には複数のものがあります。

具体的には、

1・オスとメスの間での求愛行動
2・外部からの刺激による反応
3・敵への威嚇

以上です。

1番目の「オスとメスの間での求愛行動」はそのままですね。

上記の中では、この理由が最も有名かと思います。

夜間に強い光を発しながら飛ぶのはほとんどがオスです。

それに対して、メスは草や木の葉にじっととまって小さな光を出しています。

そして、葉の上などで光っているメスをオスが発見すると、メスに近寄って光を使ったコミュニケーションをとります。

これによって上手くコミュニケーションをとれれば、蛍は交尾に至ることになります。


2番目の「外部からの刺激による反応」とは、蛍に人間が息を吹きかけるなどの刺激を与えると光ることを指しています。

例えば、葉などにじっとして光らない蛍に対して、上記のようなことをすると、蛍が驚いて強く光ることがあります。


最後の「敵への威嚇」は、蛍のような昆虫を捕食する夜行性の天敵への威嚇行動になります。

蛍の仲間は、その身体に生物にとって有害な毒を含んでいるため、「蛍を食べても害があるだけだ」ということを捕食者側へ伝えていると考えられています。

仮に蛍を食べた生き物がいたとしても、毒による被害を受けるため、それ以後は光って飛び回る蛍を食べる可能性を下げることができますからね。

蛍が光る原理とは?

結論から言えば、蛍が光る原理とは「化学反応」によるものです。

蛍は身体の中に「ルシフェリン」と呼ばれる発光物資をもっており、これが酸素と結びついて酸化することで光を発します。

また、この酸化が起こる時には「ルシフェラーゼ」という酵素が触媒として働いています。

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この化学反応による蛍の発光は、部屋の照明などとは違い熱を発しないという特徴があります。

この熱を伴わない発光を「冷光」と呼びます。


また、蛍は種類によって光り方が異なります。

まず、すべてのホタルが発光するわけではなく、発光するホタルは「ゲンジホタル」・「ヘイケボタル」・「ヒメボタル」などです。

ゲンジボタルは一番強く光りながら、淡い黄緑色の光を発します。

ヘイケボタルは淡い黄緑色の部分は同じですが、ゆれるような光り方をします。

ヒメボタルは、他の2種類とは違い、強い金色の光を断続的に点滅させるように光ります。

蛍の光は熱くない?

前章にもあるように、蛍の光は熱を発しないため熱くありません。

蛍の身体の中にある「ルシフェラーゼ」は、化学反応をより効率的に進める酵素なので、電球のように熱を発しないわけですね。

また、このルシフェラーゼは蛍の種類によって違いがあり、それによる影響で蛍の光が違う場合もあります。

例えば、上記にあるようなヒメボタルは、カメラのフラッシュのように断続的に強い金色の光を放ちます。

一般に知られている黄緑色の光以外にも、黄色やオレンジ色など蛍の光の色はいろいろな種類があります。

YouTube動画:月夜の蛍 長野県松尾峡 5000匹の蛍の乱舞 – Fireflies in the moonlight – (shot on BMPCC4K)

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まとめ

蛍が光るのは、同族間でのコミュニケーションや天敵への威嚇行動などです。

また、蛍が光るのは身体の中にある「ルシフェリン」や「ルシフェラーゼ」といった物質が化学変化を起こすためです。

この化学変化での発光は一般的な電球などとは違い、熱を発しないという特徴があります。

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