7月といえば七夕ですよね。
短冊に願い事を書いて、笹に吊るすとその願いが叶うというのは有名でしょう。
ご家庭によっては、願い事を書いた短冊を吊るすための笹を用意するところもあるのではないでしょうか?
せっかくの七夕ですから、ご家族の方と一緒にしっかりと楽しみたいですよね。
しかし、笹はすぐに葉が丸まったり、パサパサの状態になってしまいます。
この状態の笹で七夕を楽しむのは難しいものです。
そこで今回の記事では、七夕の笹を長持ちさせる方法についてお伝えさせていただきます。
ぜひ、参考にして下さい。
七夕の笹を長持ちさせる方法とは?
七夕の笹を長持ちさせる方法は複数あります。
簡単な方法ばかりなので、すぐに試すことが出来ますよ。
笹を酢水に浸す
通常の花などと同じように、笹も根本を見ずに浸けておくと良いです。
この時、漬けるのはただの水ではなく、酢と水の混合物である酢水にすると効果的です。
酢水の作り方は、水3:酢2の割合で水と酢を混ぜれば作ることが出来ます。
笹は水揚げが悪く枯れやすい植物なのですが、酢水に浸けることにより、水揚げの悪さをある程度改善出来るようになります。
葉の部分を水で濡らした新聞紙で包む
笹の葉はすぐにパサパサになり、クルクルと丸まってしまいます。
これは水分が不足しているために起こるので、水分をきちんと葉に届けてやれば防ぎやすくなります。
しかし、笹は水揚げが悪いので、根本を水に浸けておくだけでは葉が丸まることを防ぐことが出来ないことも珍しくありません。
そこで、葉の部分を水で濡らした新聞紙で包むと良いでしょう。
単純ではありますが、これだけでかなりの効果が期待できます。
笹全体に水をかける
実は、笹は切り口から水を吸い上げる種類とそうで無い種類が存在します。
竹を専門に扱う竹材屋さんの中には、出荷までの間、プールなどに笹全体を浸しているところもあるそうです。
ですので、如雨露やホースなどを使い笹全体に水をかけてあげましょう。
また、雨が降っているなら、雨が当たる場所に笹を放置するのもありです。
その際は、地面の泥が笹の葉などに付かないように注意しましょう。
七夕の時に笹を室内で使用する場合は、特に気をつけた方が良いでしょう。
節の内部に水を注入する
笹の根本、太い節の内部に水を注入するという方法になります。
水を注入する穴は、電動ドリルやノコギリなどで開けると良いでしょう。
小さな穴でも、やかんや漏斗(ろうと)などを使えば水を注入することが出来ます。
水は毎日注入して下さい。
竹の種類などにもよりますが、水の吸収速度が早いものもあります。
適度に観察して、水の吸収速度が早い場合は水を注入する頻度を上げるようにしましょう。
七夕の笹を長持ちさせる方法:番外編
上記の方法を実践すれば、七夕の笹を長持ちさせる事が出来ます。
しかし、「仕事が忙しくて、時間が取れそうにない……」という方もいらっしゃると思います。
あるいは家の都合上、笹を保管しておく場所に困ることもあるでしょう。
そういった場合は、笹の造花を購入することをおすすめします。
一般的な花などと同じように、笹の造花はホームセンターやスーパーなどの店舗から、ネット販売ではAmazonなどから販売されています。
造花は人工物なので枯れる心配もなく、笹のサイズにも幅があるため自分が管理しやすいものを選ぶことが出来ます。
このため、短期的にも長期的にも保管がとても簡単になります。
きちんと保管しておけば、来年以降の七夕にも使えますし、値段も小さいものならば1,000円以下で購入できることもあるのでおすすめです。
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七夕に関するその他の情報について
七夕に関するその他の情報については、以下の記事にまとめています。
七夕の飾りはいつからいつまで飾るのか?片付けた後の処分方法も紹介
七夕に素麺を食べるのは何故なのか?その由来や意味について紹介
七夕の由来や意味についてや願い事が叶うと言われるのは何故なのか?
まとめ
七夕で願い事を書いた短冊をご家族の方と一緒に笹に吊るすことは、素晴らしい思い出になることでしょう。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。