舌に痛みが走り、鏡で確認したら表面が白いものが!
誰もが一度はなる口内炎ですね。
口内炎になると食事や会話をする際に、痛みが走り辛いものです。
特に、舌に出来る口内炎は舌そのものがよく動くこともあり、ひどいストレスになります。
しかし、そもそも何故舌に口内炎が出来るのでしょうか?
「口内炎が舌にできる原因がわかれば、予防も出来るはず……」と考える方は多いですが、意外と原因については知られていません。
そこで今回の記事では、口内炎の原因で舌に出来る場合についてお伝えさせていただきます。
ぜひ、参考にして下さい。
口内炎の原因のうち舌に出来る場合について
口内炎が舌に出来る原因とは何なのか?
そもそも口内炎とは、口の中の粘膜が炎症を起こしている状態のことを言います。
では、何故口の中の粘膜が炎症が起きるのかというと、これには複数の原因があります。
この原因を説明するためには、まず口内炎には複数の種類があることを知る必要があります。
実は口内炎と一口に言っても、複数の種類が存在し、それぞれ原因が異なるからです。
ポピュラーなものとして、
2・カルタ性口内炎
3・ウィルス性口内炎
4・口腔カンジタ症
以上のものになります。
それでは、アフタ性口内炎からご紹介させていただきます。
アフタ性口内炎
口内炎の外見は、「表面が白く、周りが赤い潰瘍になる」といったものです。
アフタ性口内炎は、もっとも多くの人が発症する口内炎だと言えます。
鏡などで口内炎を確認すると、まずこんな感じになっているでしょう。
また、舌の表側や裏側など、あらゆる場所に発症します。
このアフタ性口内炎の原因となるものは、「ストレス・疲労・寝不足などによる免疫力の低下」「ビタミン不足」「口内が不衛生」の3つが挙げられます。
まず、「ストレス・疲労・寝不足などによる免疫力の低下」ですが、これがアフタ性口内炎のもっとも大きい原因と言われています。
特に、ストレスは現代日本では常に身近にあるものですので、上手く発散できないと身体の調子を大きく崩すことになるでしょう。
これらによって免疫力の低下が起こると、口内の細菌のバランスが崩れ、口内炎が発症しやすい環境になってしまうのです。
次に、「ビタミン不足」ですが、ビタミンの中には口内などの粘膜を守ったり、健康に保つ働きがあります。
食事が偏ったり、朝食を食べなかったりなどしてビタミンが不足してしまうと、口内炎が発症しやすい環境になってしまいます。
また、ビタミン不足を解消するために、「野菜をとにかくたくさん食べれば大丈夫!」というのは効率が悪いです。
ビタミンにも種類があり、それぞれ摂取しやすい食べ物があるからですね。
口内炎を予防するのに役立つ食材の情報をまとめた記事は以下のものになります。
ぜひ、参考にして下さい。
口内炎を予防するための食材とは?具体的な効果などもくわしく紹介
最後に、「口内が不衛生」ですが、歯磨きを怠るなどして口内が不衛生になると、口内の悪玉菌が繁殖し、口内炎が発症しやすい環境になってしまうのです。
毎日丁寧に歯磨きをするようにしましょう。
カルタ性口内炎
カルタ性口内炎は、自分の歯で口内を傷つけるなどして出来る口内炎です。
それ以外にも、歯ブラシで傷を付けてしまう、熱いものを口に含んだことによる火傷、辛い食べ物などの刺激物も原因になることがあります。
こうして出来た傷に細菌が感染して、口内炎の原因になるわけですね。
ゆっくりと食べ物を噛むようにしたり、優しく歯磨きをするようにすると良いでしょう。
また、極端に熱いものや辛いものを食べることはやめた方が口内炎になるリスクは下がります。
あるいは、歯の矯正具や入れ歯などが口内を傷つけ、その傷が口内炎になる可能性もあります。
こういった場合は、歯医者さんなどに相談するようにしましょう。
ウィルス性口内炎
ヘルペスなどのウィルスが原因で、口内の粘膜に水疱が発生し、それが破れて潰瘍になってしまう口内炎です。
例に挙げたヘルペスは、生後6カ月~3歳くらいの乳幼児にかかりやすく、健康な大人が発症することはあまりありません。
ウイルス性口内炎の場合、治療には抗ウイルス剤の投与を行うことになります。
病院でお医者さんとしっかりと相談し、治療を受けるようにしましょう。
口腔カンジタ症
口内に存在するカンジタ菌と呼ばれるカビが増殖して、白い苔状のものができる口内炎です。
舌だけなく、口内全体にこのカンジタ菌が広がることもあります。
また、上記の4つ以外にもアレルギー性口内炎やニコチン性口内炎なども存在します。
口内炎に関するその他の情報
口内炎を予防するための食材とは?具体的な効果などもくわしく紹介
まとめ
口内炎が下に出来ると本当に辛いですよね。
口内炎が発症する原因を知ることで、発症する可能性を下げるよう行動できるようになるので、頑張って予防していきましょう。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。