「入れ歯」は毎日使用するものですから、清潔な状態を維持したいものです。
そのため、入れ歯の掃除方法では、汚れなどを効果的に落とすやり方が必要になるわけですね。
また、入れ歯の掃除の頻度についても知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、
- 入れ歯の掃除方法でおすすめのやり方はこれ！
- 入れ歯の掃除の頻度はどの程度が良いのか？
- 入れ歯の掃除をする時の注意点
これらのことをお伝えさせていただきます。
入れ歯の掃除方法でおすすめのやり方はこれ！
１・入れ歯専用のブラシと歯磨き粉で掃除をする
入れ歯を取り外し、入れ歯専用のブラシと歯磨き粉で掃除をすると良いでしょう。
通常の歯ブラシでも大きな問題はありませんが、入れ歯専用の歯ブラシは、入れ歯を傷つけないブラシが使われているためおすすめです。
入れ歯の柔らかい部分は、スポンジやガーゼでやさしく擦ると良いでしょう。
また、通常の歯磨き粉で入れ歯を掃除する場合は、研磨剤などの有無に注意をしておきましょう。
一般的な歯磨き粉には研磨剤が含まれているため、入れ歯本体に傷をつけてしまうことになるからですね。
こういった傷に細菌や色素が侵入すると、入れ歯の劣化や周辺の歯・歯茎への悪影響が懸念されます。
そのため、研磨剤が含まれていない入れ歯掃除専用の歯磨き粉を使用するようにしましょう。
２・入れ歯洗浄剤を使う
入れ歯洗浄剤とは、ポリデントなどの入れ歯を洗浄剤にひたすことで綺麗にする製品のことです。
寝る前などに外した入れ歯を洗浄剤に浸しておくことで、入れ歯を清潔な状態に保つことができるようになります。
入れ歯洗浄剤は自分で掃除をする必要がないため、「入れ歯の掃除をする時間が惜しい」といった場合に有効です。
基本的に製品に記載されている用法・用量を守って使用すれば大丈夫ですが、入れ歯は洗浄剤にひたす前に必ず綺麗に洗ってください。
また、総入れ歯用の洗浄剤は洗浄力が強いのですが、金属を傷めてしまう成分が入っていることが多いです。
そのため、入れ歯が部分入れ歯の場合は、部分入れ歯用の洗浄剤を使うようにしましょう。
入れ歯の掃除の頻度はどの程度が良いのか？
入れ歯の掃除の頻度としては、１日に最低でも２回は掃除をするようにしましょう。
掃除のタイミングとしては、食事が終わった後ですね。
理想を言えば、食事をする朝昼夕の毎食後、間食をしたなら間食後も掃除をすることが良いのですが、そこまでするのは大変です。
基本的には、前章にある入れ歯専用のブラシと歯磨き粉での掃除と、入れ歯洗浄剤を使った掃除方法で自分に合っているものを採用すれば良いかと思います。
例えば、製品にもよりますが、入れ歯洗浄剤の中には１周間は洗浄力が持続するものもありますからね。
自分の生活サイクルなどを考えた結果、そういった入れ歯洗浄剤を使用する方は多いです。
また、金属部分の細かいところの掃除も、入れ歯洗浄剤なら簡単に行えることも長所だと言えるでしょう。
ちなみに、筆者は入れ歯洗浄剤のタイプは「漬け置きをする入れ歯洗浄剤」をおすすめします。
最近では、６０秒で殺菌する入れ歯洗浄剤なども販売されていますが、細かい所の洗浄は漬け置きタイプの洗浄剤の方が優れていると考えているからです。
入れ歯の掃除をする時の注意点
入れ歯の掃除をする時の注意点としては、「入れ歯を乾燥させない、熱湯消毒しない」・「入れ歯を漂白剤につけない」ことが挙げられます。
これらのことを入れ歯にしてしまうと、変色や変形の原因となってしまうからですね。
場合によっては、入れ歯が上手く口の中で固定できなくなったり、嵌めた時に痛みが生じるようになることが考えられます。
また、入れ歯を自分で形を変えるよう加工することも同様です。
入れ歯の調子がおかしくなり、入れ歯が合わなくなったら歯科医院に相談するようにしてください。
入れ歯を快適に使用するためにも、こういった扱いは避けた方が無難です。
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まとめ
入れ歯を快適に使用するためには、定期的な掃除が大切です。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。