「最近薄毛が気になっている」
こういった悩みを抱えている男性は多いです。
抜け毛や薄毛を引き起こす要因は1つではなく、遺伝や生活習慣などの様々な要素が原因となります。
運動不足も頭がハゲる要因の1つだと言われることがありますが、よくわかりませんよね。
また、もしも運動不足がハゲる原因となるのであれば、対策を講じておきたいところです。
そこで今回の記事では、ハゲの原因は運動不足の可能性があることについて、お伝えさせていただきます。
ハゲの原因は運動不足の可能性がある!?
結論から言えば、ハゲの原因の1つが運動不足である可能性はあります。
どういうことかと言うと、運動不足が慢性的なものとなってしまうと「身体の血流が悪化する」ことと関係があります。
頭の髪の毛が成長するためには、頭皮にある毛細血管から栄養を吸い上げる必要があります。
しかし、血流が悪化すると毛細血管に十分な血液が送られなくなり、髪の毛が細くなったり生えなかったりといった症状が現れるようになるわけです。
市販されている育毛剤などに血行促進効果が含まれているように、頭皮の血流の状態は髪の毛に大きな影響を与えます。
そのため、髪の毛がハゲる原因の1つには運動不足による血流の悪化が挙げられるわけですね。
特に、事務などのデスクワークを仕事にしている方の場合、仕事の性質上運動しない状態が長期間に渡って続くことになります。
次に、血流の悪化以外にも「皮脂の大量分泌」をもたらす可能性があります。
人間は食事をとることで脂肪分などの栄養を摂取しており、適切な運動が出来ていれば摂取した栄養素はエネルギーとして消費されていきます。
しかし、運動不足によってエネルギーの消費量が過度に抑えられてしまうと、脂肪の代謝も追いつかなくなってしまうわけですね。
その結果、消費されなかった脂肪がトリグリセライドという中性脂肪として体内に蓄積され、顔や頭部の皮脂腺からも分泌されるようになってしまいます。
そして、過剰分泌される皮脂は、毛穴を詰まらせることがあり、髪の毛の健全な発育を阻害することに繋がります。
しかも、この状態が慢性的なものとなることが多いため、場合によっては、頭皮の炎症などの症状が現れることもありますし、頭皮の病気の原因になる危険性もあります。
最後に、男性の頭がハゲる原因として「DHT(ジヒドロテストステロン)」と呼ばれる男性ホルモンの一種が挙げられます。
このDHTは「髪を作るな!」という命令を出す効果があるため、毛髪の成長を妨げてしまい毛髪が十分に成長する前に脱落し、髪の毛が徐々に少なくなっていきます。
その結果、髪の毛が徐々に細くなっていき、最終的には毛穴も閉じて髪の毛が生えなくなってしまうわけですね。
ハゲの原因となる運動不足解消について
運動不足解消のために運動をする場合、負担が大きいものを想像するかもしれませんが、そうではありません。
ここで言う運動とは、週に2~3回程度のウォーキング程度の軽い運動でも大丈夫です。
例えば、通勤に自動車を利用して事務仕事をこなしていると、本当に運動をする機会がありません。
急に激しい運動をすると、転倒による怪我や肉離れなどの症状が現れる可能性もありますからね。
そのため、まずは自分にとって無理のない運動をこなしていくと良いでしょう。
その点、ウォーキングは身体に負担が少ない運動なのでおすすめです。
あるいは、室内で運動を行いたい場合は、ストレッチやスクワットも薄毛対策に効果的です。
また、運動量があるランニングが可能であれば、こちらも薄毛対策に効果的です。
前章でお伝えしたDHTは、「テストステロン」と「5αリダクターゼ」と呼ばれる成分が結合することで発生するのですが、ランニングをすることでテストステロンを大量消費することが出来ます。
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まとめ
髪の毛が抜け落ちて頭がハゲることは本当に辛いですよね。
そんな状態を防止するために、この記事がお役に立てれば幸いです。