「みかん」をスーパーなどで買う方は多いかと思いますが、せっかくなら美味しいみかんを買いたいですよね。
しかし、どういったみかんが美味しいみかんなのか、選び方や見分け方のポイントがわからないと難しいです。
そこで今回の記事では、美味しいみかんの選び方や見分け方の情報をまとめてみました。
美味しいみかんの選び方や見分け方とは?
美味しいみかんの選び方や見分け方には、いくつかのポイントがあります。
このポイントを抑えておけば、スーパーなどで美味しいみかんを簡単に見つけることができるようになります。
具体的なポイントとしては、以下のようなものが挙げられます。
2・皮の色が濃い
3・へたの色が緑色、軸が細い
4・皮の油泡が小さくて多い
5・皮が薄く滑らかで締りがある
以上です。
1番目の「上から見た時の形が左右対称」とは、みかんが均一に成長しているかを見るためのものです。
みかんを上から見たときに、そのみかんの形が左右非対称である場合、均一に肥大できておらず成熟状態も悪い傾向があります。
そのため、美味しいみかんは上から見た時の形が左右対称であることがポイントとなります。
また、一般的に「みかんの形が平べったい方が美味しい」と言われていますが、これは品種によります。
みかんの特徴の1つに、「生殖成長」と呼ばれる実を付ける成長のタイプがありますが、生殖成長だとみかんが扁平(平べったい)になる傾向があります。
基本的に、生殖成長が強い木は甘くて美味しい実がなり、実の形は扁平です。
ですので、みかんの美味しさの基準の1つとして「扁平(平べったい)である」ことが挙げられるのですが、例外もあります。
例えば、みかんの品種で「由良早生(ゆらわせ)」という品種がありますが、これはとても甘いみかんなのですが、形が平らではなく丸型となっています。
2番目の「皮の色が濃い」はそのままですね。
みかんの皮のオレンジ色がより濃いものが甘いことが多いとされています。
これは、みかんは熟してくると果皮や果肉にカロチノイドという色素の成分が生成され、綺麗なオレンジ色になっていくからですね。
また、太陽の光をたくさん浴びたみかんほどオレンジ色が濃くなる傾向があります。
3番目の「へたの色が緑色、軸が細い」もそのままですね。
ヘタの色が緑色、あるいは黄緑色のみかんや、切った茎の断面が細いものは美味しいみかんだとされています。
これは、軸の太い実は枝から多くの水分が実に入って味が薄まって糖度が下がる傾向にあります。
逆に、小さい方は水分が少しで栄養分が多く送られているため、みかんの味が濃くなるわけですね。
また、若い木は軸が太い傾向があり、樹齢の長い木は軸が細い傾向があります。
樹齢の長い木ほどみかんが美味しくなるというのは、そういった理由があるためです。
4番目の「皮の油泡が小さくて多い」とは、みかんの皮の表面のブツブツのことです。
みかんの皮の表面にはオレンジ色のブツブツがあり、油胞(ゆほう)と呼ばれます。
この油胞の中には「リモネン」という物質などが含まれており、みかんをはじめとした柑橘類特有の香りを発することで知られています。
そのため、この油胞が小さく多いほど(果皮のキメが細かい)美味しいみかんだと言えます。
最後の「皮が薄く滑らかで締りがある」とは、果皮が薄いみかんは水分量が少なく、糖度が高いみかんだとされているからです。
実の水分量が少ないとそれだけ味が濃縮するので、美味しいみかんとなるわけですね。
また、果皮が薄いみかんは実が皮のギリギリまで詰まっていることが多く、皮がむきにくい傾向があります。
訳あり みかん 10kg(箱込約10kg)和歌山県産 ご家庭用
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まとめ
美味しいみかんの選び方や見分け方には、いくつかのポイントがあります。
具体的なポイントとしては、以下のようなものが挙げられます。
2・皮の色が濃い
3・へたの色が緑色、軸が細い
4・皮の油泡が小さくて多い
5・皮が薄く滑らかで締りがある
以上です。