もやしの栄養効果とは?1日の摂取量の目安は? | ごろん小路。

もやしの栄養効果とは?1日の摂取量の目安は?

「もやし」はシャキシャキ食感が美味しい野菜として有名ですが、栄養がないなどと言われることがあります。

しかし、本当にもやしには栄養がないのか、よくわからないですよね。

また、もやしの1日の摂取量の目安も知っておきたいところです。

そこで今回の記事では、

  • もやしの栄養効果とは?
  • もやしの1日の摂取量の目安は?

これらの情報をまとめてみました。

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もやしの栄養効果とは?

もやしには様々な栄養が含まれており、それぞれが人間の身体を良くする効果があります。

多くの種類があるのですが、その中からとくに効果の有名なものをピックアップしてみました。

具体的には、

1・食物繊維
2・たんぱく質
3・ビタミンB1、B2
4・葉酸
5・亜鉛

以上です。

1番目の「食物繊維」には、便通を整えて便秘を予防する働きなどが期待できます。

テレビ番組などでも、整腸効果があるものとして有名ですよね。

その他にも、食物繊維には脂質・糖質・塩分を吸着して体外に排出する性質があるため、肥満や糖尿病、高血圧といった生活習慣病などの予防や改善にも効果があるとされています。

そのため、もやしを日常的に食べることは、便秘はもちろん、生活習慣病といった現代日本人の体調を改善する効果が期待できるわけです。


2番目の「たんぱく質」は、筋肉・皮膚・毛髪などを構成したり、ホルモンや抗体など身体の調子を調整する重要な物質の材料となります。

そして、もやしは植物性タンパク質の豊富な豆が発芽したものですので、豆の栄養的特徴を備えているため、たんぱく質を含む食材となるわけですね。

たんぱく質は生命の維持に欠かせない栄養素なので、もやしなどをはじめ、多くの食品から積極的に摂取したいですね。

また、もやしなどの植物性たんぱく質と、肉や卵などの動物性たんぱく質を同時に食べると、たんぱく質を効率的に体内に吸収することができるため、肉入りの野菜炒めなどの料理として食べることをおすすめします。


3番目の「ビタミンB1、B2」は、皮膚や粘膜を健康に保つために必要な栄養となります。

それ以外にも、ビタミンB1は糖質の代謝に関わっており、ビタミンB2はとくに脂質をエネルギーに変えるために必要な栄養素です。

そのため、ビタミンB1、B2が不足すると、身体の様々な場所に不調が現れる可能性が高いです。

もやしにはビタミンB1、B2が豊富に含まれているので、積極的に食べて身体の調子を整えたいですね。

また、もやしのビタミンB群やビタミンCは水溶性で、水を使って洗ったり茹でたりすると失われやすい特徴があります。

もやしに含まれる栄養素を逃がさず調理したい場合は、水と接触させる時間を短くすると良いでしょう。

例えば、水洗いはさっと済ませたり、茹でる時は短時間にしたりなどですね。


4番目の「葉酸」とは、ビタミンB群の一つに分類される栄養素です。

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血をつくるために必要な栄養素で、貧血を防ぐ働きが期待できます。

また、上記のビタミンB1、B2と同様に、口内炎を予防したり病気に対する抵抗力を高める効果もあります。


最後の「亜鉛」は、ミネラルの一種です。

亜鉛は全ての細胞に存在する栄養素であるため、もやし以外にも肉・魚介類・穀物などの多くの食品に含まれています。

そして、亜鉛には味覚を正常に保ったり、皮膚や粘膜の健康を維持する働きがあります。

現代日本人の亜鉛の平均摂取量は、推奨量に対して少ない傾向にあるので、意識して摂取したいところですね。

また、もやしには上記の栄養以外にも、カリウムや鉄、パントテン酸なども含まれています。

そのため、多くの栄養を摂取できる野菜なので、積極的に食べたいですね。

もやしの1日の摂取量の目安は?

残念ながら、もやしの1日の摂取量の目安となる数値は、明確なものが存在しません。

基本的に、野菜は1日350g以上の摂取が推奨されており、もやしは淡色野菜に分類される食品なので230gが目安となります。

しかし、食事のバランスなどからもやしだけを食べるということは考えにくいため、他の野菜と一緒に食べることを加味すると、市販されているもやしの袋量の半分から三分の一が現実的な摂取量だと思われます。

注意点としては、もやしは食べ過ぎると胃腸への負担が大きくなったり、栄養バランスが偏ったりする可能性が高いため、食事全体の栄養バランスを考慮して献立を決めると良いでしょう。

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まとめ

もやしには様々な栄養が含まれており、それぞれが人間の身体を良くする効果があります。

具体的には、

1・食物繊維
2・たんぱく質
3・ビタミンB1、B2
4・葉酸
5・亜鉛

以上です。

また、残念ながら、もやしの1日の摂取量の目安となる数値は、明確なものが存在しません。

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