「卵」を保存する際に冷凍保存ができないか考える方は多いのではないでしょうか?
卵は様々な料理に使える便利な食材ですが、保存できる期間が短いのが問題になることが珍しくありませんからね。
また、冷凍保存できるとしても、解凍方法についてよく知らないと困ってしまいます。
そこで今回の記事では、
- 卵は冷凍保存することができる?
- 卵を冷凍保存した時の解凍方法とは?
これらの情報をまとめてみました。
卵は冷凍保存することができる?
結論から言えば、卵は冷凍保存することができます。
ただ、鳥肉などとは違い、生卵をそのまま冷凍保存することは難しいことに注意をしてください。
というのも、生卵をそのまま冷凍すると、中身が膨張して殻が割れてしまうことが多いからです。
卵を割り溶きほぐしてからの冷凍は可能ですが、細菌が繁殖する恐れがあるためおすすめできません。
日本でパック詰めされて市販されている鶏卵は、包装施設で卵殻の洗浄が行われているので可能性は低いですが、鶏が産んだ卵殻の表面が細菌で汚染されていた場合は食中毒の原因となる恐れがあります。
そのため、卵を冷凍保存する場合は、生卵の状態ではなく加熱調理をした後のものを冷凍保存するようにしましょう。
また、卵料理でもゆで卵のように、白身の部分が大きくはっきりと残るタイプの料理は冷凍には適さないです。
ゆで卵を冷凍保存すると、黄身の部分は問題ありませんが、白身の部分は冷凍してから解凍すると内部の水分が抜けてしまいます。
水分が抜けた状態の白身はスポンジ状になり、食感が美味しくない状態のものに変化してしまいます。
この状態になってしまうと、冷凍前のゆで卵には戻らないので注意をしてください。
そのため、だし巻き卵や卵フィリングといった料理のように、白身の劣化による影響が少ない料理を冷凍保存すると良いでしょう。
卵を冷凍保存した時の解凍方法とは?
冷凍保存した卵を解凍する場合、基本的には常温による自然解凍で大丈夫です。
前章にあるようなだし巻き卵や卵フィリングも自然解凍で対処可能です。
ただ、常温による自然解凍は放置しすぎると劣化に繋がるため、解凍後は早く食べてしまうようにしましょう。
また、冷凍状態の卵をすぐに解凍したい場合は、電子レンジの解凍モードを利用することができます。
その際は、電子レンジによる加熱で卵が爆発する可能性があるため、加熱の具合に注意をしてください。
さらに、卵の爆発には時間差が生じることもあり、卵を運ぶ際や食べる時に爆発するといったことも起こり得ます。
卵への加熱の微調整が難しいと感じる場合は、常温による自然解凍に任せた方が安全です。
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卵に関するその他の情報
まとめ
卵は冷凍保存することができます。
ただ、鳥肉などとは違い、生卵をそのまま冷凍保存することは難しいことに注意をしてください。
というのも、生卵をそのまま冷凍すると、中身が膨張して殻が割れてしまうことが多いからです。
卵を割り溶きほぐしてからの冷凍は可能ですが、細菌が繁殖する恐れがあるためおすすめできません。
また、卵料理でもゆで卵のように、白身の部分が大きくはっきりと残るタイプの料理は冷凍には適さないです。
ゆで卵を冷凍保存すると、黄身の部分は問題ありませんが、白身の部分は冷凍してから解凍すると内部の水分が抜けてしまいます。
水分が抜けた状態の白身はスポンジ状になり、食感が美味しくない状態のものに変化してしまいます。
そして、冷凍保存した卵を解凍する場合、基本的には常温による自然解凍で大丈夫です。
だし巻き卵や卵フィリングなどの卵料理も自然解凍で対処可能です。