卵の食中毒の予防方法とは?症状は? | ごろん小路。

卵の食中毒の予防方法とは?症状は?

「卵」は便利な食材ですが食中毒が発生することがあります。

しかし、卵の食中毒を予防する方法がわからないと、対策を講じにくいですよね。

また、食中毒によってどのような症状が現れるのかも知っておきたいところです。

そこで今回の記事では、

  • 卵の食中毒の予防方法とは?
  • 卵の食中毒の症状とは?

これらの情報をまとめてみました。

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卵の食中毒の予防方法とは?

卵の食中毒の予防方法には、以下のようなものが挙げられます。

1・卵の殻にヒビがないものを使う
2・卵の賞味期限を守る
3・冷蔵庫(10℃以下)で保存する
4・卵や卵の中身を入れた容器、器具は使用した後によく洗う
5・割卵した卵はすぐに調理する
6・調理の際はしっかりと加熱処理する

以上です。

1番目の「卵の殻にヒビがないものを使う」とは、菌の繁殖を予防するためです。

卵は殻が割れて中身が空気に触れると、雑菌が繁殖しやすい状態になってしまうからですね。

殻にヒビや傷が入ってしまった場合は、賞味期限内であっても生で食べることは避けるようにしましょう。

加熱して食べる場合でも、安全に食べられるのはヒビが入ってから1~2日ほどが限界であることにも注意をしてください。


2番目の「卵の賞味期限を守る」はそのままですね。

一般的に、卵の賞味期限は「安心して生で食べられる期間」のことを言います。

これは、卵による食中毒の原因の一つである「サルモネラ菌」は常温でもすぐには繁殖しませんが、一定期間を超えると急激に増殖を始めるという特徴があるためです。

そのため、購入した卵は早く食べるよう意識しておくと良いでしょう。

また、賞味期限切れの卵を加熱調理すれば食べられると言っても、記載されている賞味期限の期日から数週間以上の時間が経過している卵の場合は、加熱調理をしても食べることは危険です。


3番目の「冷蔵庫(10℃以下)で保存する」はそのままですね。

卵を保管している場所の温度が高いと、それだけ食中毒菌の繁殖が進んでしまいます。

そのため、購入後は冷蔵庫(10℃以下)で保存するようにしましょう。

また、これは4番目の「卵や卵の中身を入れた容器、器具は使用した後によく洗う」や5番目の「割卵した卵はすぐに調理する」も同様です。

卵と接触した調理器具や割卵した卵は、常温で放置してしまうと食中毒菌が繁殖する可能性が高いためです。

ですので、卵や卵の中身を入れた容器、器具は使用した後によく洗うようにして、割卵した卵はすぐに調理に使用するようにしましょう。


最後の「調理の際はしっかりと加熱処理する」もそのままですね。

卵の中心温度75℃で、1分間以上の加熱が望ましいです。

目安としては、卵黄も白身も固くなるまで加熱するようにしましょう。

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ゆで卵の場合は、沸騰水で5分間以上加熱しましょう。

また、調理前の生卵や調理後の卵料理は、調理が始まってから2時間以内に食べると安全です。

卵の食中毒の症状とは?

卵で食中毒になった時の症状としては、以下のようなものが挙げられます。

1・激しい腹痛、下痢
2・発熱
3・嘔吐
4・急性脱水症状
5・意識障害、麻痺

以上です。

多くの場合、卵で食中毒になった時の症状としては1~3番がまず現れるかと思います。

その中でも下痢は1日数回から十数回で、長いと1週間にわたり続くこともあります。

下痢や嘔吐の症状が激しい場合は、身体から水分が急激に失われることによる急性脱水症状が懸念されます。

これは身体の小さい小児や体内の水分量が少ない高齢者がとくに危険だとされています。

また、小児においては意識障害や麻痺などの症状が現れることもあります。

どちらにせよ、食中毒の症状が重篤である場合は、迷わずに救急車を呼んで対処をしてもらうようにしてください。

国立感染症研究所ホームページ:サルモネラ感染症とは

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まとめ

卵の食中毒の予防方法には、以下のようなものが挙げられます。

1・卵の殻にヒビがないものを使う
2・卵の賞味期限を守る
3・冷蔵庫(10℃以下)で保存する
4・卵や卵の中身を入れた容器、器具は使用した後によく洗う
5・割卵した卵はすぐに調理する
6・調理の際はしっかりと加熱処理する

以上です。

また、卵で食中毒になった時の症状としては、以下のようなものが挙げられます。

1・激しい腹痛、下痢
2・発熱
3・嘔吐
4・急性脱水症状
5・意識障害、麻痺

以上です。

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