土鍋のカビ対策方法とは?原因や取り方は? | ごろん小路。

土鍋のカビ対策方法とは?原因や取り方は?

「土鍋」を長く使わない時期があるとカビが生えることがあります。

いざ使おうとした土鍋にカビが生えていると焦ってしまいますよね。

しかし、カビの対策方法や取り方がわからないと困ってしまいます。

そこで今回の記事では、

  • 土鍋のカビ対策方法とは?
  • 土鍋にカビが生える原因とは?
  • 土鍋のカビの取り方とは?

これらの情報をまとめてみました。

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土鍋のカビ対策方法とは?

土鍋のカビ対策方法としては、以下のような方法が挙げられます。

1・食べ残しをそのままにしない
2・しっかりと乾燥させる
3・土鍋を洗う際は丁寧に行う
4・風通しが良い場所で保管する
5・目止めをする

以上です。

1番目の「食べ残しをそのままにしない」はそのままですね。

土鍋で作った料理をそのまま鍋の中に入れ続けると、それがカビの原因となることがあります。

というのも、土鍋には吸水性があるため、食べ物が中にあると鍋の細かい隙間に入り込んで汚れが落ちにくくなってしまいます。

その結果、残った汚れがカビの養分となるため、カビ発生の原因・温床となってしまうわけですね。

そのため、土鍋で料理をした後は、別の容器に料理を移して早めに汚れを取り除くようにしましょう。


2番目の「しっかりと乾燥させる」もそのままですね。

上記にもあるように、土鍋には吸水性があるため、表面が乾いたように見えても実はまだ水分を含んでいることがあります。

余計な水分が残った状態だと、その水分が原因でカビが発生することが懸念されます。

後述しますが、土鍋を保管する場所が「風通しが良い場所」であることの理由でもあります。


3番目の「土鍋を洗う際は丁寧に行う」とは、土鍋に傷をつけないようにするためです。

土鍋は材質が「土」であるため、ステンレス製の鍋などと比較すると表面に傷がつきやすい傾向があります。

例えば、硬いスポンジやたわしで強く擦ると、土鍋の表面が傷ついたり、釉薬が剥がれたりする可能性があります。

こういった細かい傷は汚れが入り込む隙間になってしまい、さらにその汚れが落としにくいこともありカビの原因となります。

また、料理をした際の焦げがこびりついていると、クレンザーなどを使って綺麗にしたくなるかと思いますが、土鍋のことを考えるとやめておいた方が無難でしょう。


4番目の「風通しが良い場所で保管する」はそのままですね。

土鍋には湿度が残りやすいため、保管する場所は風通しが良い場所であることが望ましいです。

あるいは、土鍋を風通しが悪い場所で保管したい場合は、除湿剤を使うなどの工夫をすると良いでしょう。

注意点としては、土鍋をホコリなどから守るためにビニール袋に入れる方がいますが、この方法だと湿気がこもってしまうのでやめておきましょう。

土鍋を何かに包んでおきたいのであれば、新聞紙を使用することがおすすめです。


最後の「目止めをする」とは、土鍋の表面にある細かい隙間を埋める処置のことです。

土鍋の素材である陶土は小さな穴が無数にあるので、これをそのままにしておくと水漏れなどの原因となってしまいます。

この小さな穴のことを「目(め)」と呼び、この目を塞ぐことが「目止め(めどめ)」になるわけですね。

土鍋に目止めをすることで、目からひびが入ったり、目に臭いがついてしまったりすることを防げます。

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目止めは、ご飯をおかゆにしたり、米の研ぎ汁を使って処置をすることが可能です。

土鍋の目止めに関しては、以下の記事に情報をまとめています。

土鍋の目止めとはなに?目止めしないとどうなる?やり方は?

土鍋にカビが生える原因とは?

土鍋にカビが生える原因は「土鍋に残った汚れ」と「湿度」が大きいです。

前章にもあるように、これらはカビの原因となるため、土鍋を綺麗な状態にしてしっかりと乾燥させることが重要になります。

土鍋を保管する際も、風通しが良い場所に保管するようにしましょう。

また、万が一にも土鍋にカビが生えてしまっても、次章の対処方法を実践すればカビを取り除くことが可能です。

土鍋のカビの取り方とは?

土鍋のカビの取り方には、以下の方法が効果的です。

1・土鍋の表面に付いたカビを中性洗剤を含ませたスポンジで洗い流す
2・土鍋に7分目くらいの水とお酢(大さじ2杯)を入れる
3・火をつけて沸騰させ、10分ほど煮沸して火を止める。
4・鍋の中の水が冷めたら、中性洗剤を使って再度洗う
5・しっかり乾燥させる

以上です。

注意点としては、土鍋にカビが発生しても、ハイターなどの強力な塩素系漂白剤やアルコールを使用しないことです。

漂白剤やアルコールは、土鍋の表面にある無数の小さな穴に入り込んでしまうため、これらの除去が難しくなるので使用はやめておきましょう。

また、土鍋は急激な加熱に弱く、ひび割れを起こすことがあるため、火にかける前には土鍋の底に水気がないことを確認しましょう。

そして、いきなり強火にはせず、中火以下で加熱を始めるようにしてください。

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まとめ

土鍋のカビ対策方法としては、以下のような方法が挙げられます。

1・食べ残しをそのままにしない
2・しっかりと乾燥させる
3・土鍋を洗う際は丁寧に行う
4・風通しが良い場所で保管する
5・目止めをする

以上です。

また、土鍋のカビの取り方には、以下の方法が効果的です。

1・土鍋の表面に付いたカビを中性洗剤を含ませたスポンジで洗い流す
2・土鍋に7分目くらいの水とお酢(大さじ2杯)を入れる
3・火をつけて沸騰させ、10分ほど煮沸して火を止める。
4・鍋の中の水が冷めたら、中性洗剤を使って再度洗う
5・しっかり乾燥させる

以上です。

注意点としては、土鍋にカビが発生しても、ハイターなどの強力な塩素系漂白剤やアルコールを使用しないことです。

漂白剤やアルコールは、土鍋の表面にある無数の小さな穴に入り込んでしまうため、これらの除去が難しくなるので使用はやめておきましょう。

また、土鍋は急激な加熱に弱く、ひび割れを起こすことがあるため、火にかける前には土鍋の底に水気がないことを確認しましょう。

そして、いきなり強火にはせず、中火以下で加熱を始めるようにしてください。

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