「土鍋」の取扱説明書には『使用前に必ず目止めをしてください』と書かれています。
しかし、この目止めが何なのかわからないと困ってしまいますよね。
また、目止めをしないとどうなるのかや、目止めのやり方も知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、
- 土鍋の目止めとはなに?
- 土鍋の目止めしないとどうなる?
- 土鍋の目止めのやり方とは?
これらの情報をまとめてみました。
土鍋の目止めとはなに?
「目止め」とは、土鍋の水漏れやヒビ割れなどを予防するために行う処置のことを指しています。
土鍋の素材である陶土は小さな穴が無数にあるので、これをそのままにしておくと水漏れなどの原因となってしまいます。
この小さな穴のことを「目(め)」と呼び、この目を塞ぐことが「目止め(めどめ)」になるわけですね。
土鍋に目止めをすることで、目からひびが入ったり、目に臭いがついてしまったりすることを防げます。
また、目止めをするタイミングとしては、購入したばかりの土鍋に対して行う場合と、定期的に目止めをする場合とがあります。
まず、購入したばかりの土鍋はこの目止めがされていない状態なので、自分で目止めを行う必要があります。
次に、定期的に行う目止めについてですが、これは目止めとして機能しているデンプン質が調理などによって少しずつ剥がれていくからです。
土鍋の使用頻度にもよりますが、半年に一回程度、目止めを定期的に行うことでより長持ちさせることができます。
土鍋の目止めしないとどうなる?
土鍋の目止めをしないと、水漏れやひびが入ったり、目に臭いがついてしまったりとトラブルが発生する可能性が高いです。
とくに、水漏れやひび割れは致命的なので、土鍋は必ず目止めを行うようにしましょう。
また、注意点としてはすべての土鍋に「目止めが必要」というわけではないことです。
例えば、セラミック加工を施した土鍋など目止め不要のものもあります。
そのため、購入前に土鍋の素材やつくりを確認しておくようにしましょう。
土鍋の目止めのやり方とは?
土鍋の目止めのやり方としては、以下のような方法があります。
2・土鍋の8分目くらいまでお水を入れ、ご飯を入れてほぐす
3・弱火でおかゆ状になるまで煮る
4・煮た後は24時間(可能なら48時間)そのまま放置する
5・中身を捨てて土鍋を洗う
以上です。
1番目の「水洗いして、しっかり乾かす」はそのままですね。
土鍋の汚れを水洗いで取り除いて、しっかりと乾かすようにしてください。
土鍋は急激な温度変化に弱いという特徴があり、土鍋の外側(特に底部)に水分を含んだまま火にかけないでください。
土鍋がひび割れたり、割れてしまう恐れがあるからですね。
2番目の「土鍋の8分目くらいまでお水を入れ、ご飯を入れてほぐす」もそのままです。
この時に使用するご飯はお米(炊飯していないもの)ではなく、すでにご飯として食べられるものを使うと良いでしょう。
その後、3番目の「弱火でおかゆ状になるまで煮る」にあるように、ご飯がおかゆ状になるまで煮ていきます。
弱火なら大丈夫かと思いますが、吹きこぼれが発生しないように注意をしてあげてください。
次に、4番目の「煮た後は24時間(可能なら48時間)そのまま放置する」にあるように、土鍋をそのまま放置をしてください。
最後に、土鍋の中身を捨てて水洗いをしましょう。
この時、最初の水洗いと同様に水分がなくなるまでしっかりと時間をかけて乾かすようにしましょう。
また、土鍋を水洗いをする際に洗剤は不要です。
土鍋に関するその他の情報
まとめ
「目止め」とは、土鍋の水漏れやヒビ割れなどを予防するために行う処置のことを指しています。
土鍋の素材である陶土は小さな穴が無数にあるので、これをそのままにしておくと水漏れなどの原因となってしまいます。
この小さな穴のことを「目(め)」と呼び、この目を塞ぐことが「目止め(めどめ)」になるわけですね。
土鍋に目止めをすることで、目からひびが入ったり、目に臭いがついてしまったりすることを防げます。
また、土鍋の目止めのやり方としては、以下のような方法があります。
2・土鍋の8分目くらいまでお水を入れ、ご飯を入れてほぐす
3・弱火でおかゆ状になるまで煮る
4・煮た後は24時間(可能なら48時間)そのまま放置する
5・中身を捨てて土鍋を洗う
以上です。