「クワガタ」と言えば子どもに人気の昆虫です。
そんなクワガタですが、どうやって捕まえれば良いか悩むことがあるかと思います。
また、クワガタを捕まえることに適した時間なども知っておきたいですよね。
そこで今回の記事では、
- クワガタを捕まえる方法とは?
- クワガタの捕まえ方で適した時間は?
- クワガタの捕まえ方で雨の日の場合は?
これらの情報をまとめてみました。
クワガタを捕まえる方法とは?
クワガタを捕まえる場合、「エサ」や「習性」を利用した方法が最も簡単でしょう。
まず、「エサ」でクワガタを捕まえる方法ですが、これはクワガタの好物であるバナナを、クワガタが現れるであろう木の幹に縛り付けたり、塗っておくという方法です。
こうすることで、日暮れ後にバナナを食べに現れたクワガタを捕まえるというわけですね。
また、その際に使用するバナナは、市販されているものをそのまま使うのではなく、以下のような方法で加工したものを使うと良いでしょう。
2・バナナを2cm程度の大きさに切る
3・バナナ全体に砂糖、焼酎、ドライイーストを適量振りかける
4・全体がなじむようによく混ぜる
5・チャック付きのビニール袋に入れて、直射日光が当たる場所において発酵させる
6・数日放置する(時々空気を抜く)
7・完成!
以上です。
また、木の幹に加工したバナナを縛り付ける場合は、使い捨てにするストッキングなどを利用すると便利です。
次に、クワガタの「習性」を利用した捕まえ方ですが、これは光を使った捕獲方法になります。
これは、昆虫は紫外線や蛍光灯の灯りといった、白っぽい光に集まるという習性を持っており、クワガタも例外ではありません。
そこで、LEDや白色蛍光灯などの光源を使ってクワガタを誘い出すわけですね。
具体的な方法としては、
2・その場所の近くに、白い大きな布を広げた状態で設置する
3・LEDや白色蛍光灯などの光を白い布に当てる
4・完成!
以上です。
この光に集まる習性を利用した捕獲方法は効果が絶大であるため、業者なども使う捕獲方法でもあります。
注意点としては、クワガタが光めがけて飛んでこられるように、あまり樹木が生い茂っていない開けた場所に白い布を設置することですね。
木が生い茂っているような場所だと、誘引するための光が遮られますし、光に向かって昆虫が飛んできても、木の枝などに着地するなどの問題が発生してしまうからです。
また、この光を使ったクワガタの捕獲方法は罠が大掛かりであるため、設置のための準備が大変だという問題もあります。
そのため、自分にあったクワガタの捕獲方法はどちらであるかをよく考えてから実行すると、現地で思わぬ問題が起きにくいです。
クワガタの捕まえ方で適した時間は?
クワガタを捕まえるのに適した時間帯としては、「20時~22時頃」といった夜間が適しています。
この時間帯であれば、樹木で樹液を吸っているクワガタの姿などを多く見られます。
また、夜の時間帯に捕まえに行きにくい場合は、早朝でもクワガタを見つけることができる可能性があります。
その場合は、「5時~6時頃」がおすすめです。
朝日が昇り、明るくなり始めるこの時間帯でも、まだ活動しているクワガタがいる可能性があるからですね。
怪我などを避けるということでも周囲が明るいことは有益なので、小さなお子さんと一緒にクワガタを捕まえに行く場合は「早朝」がおすすめです。
クワガタの捕まえ方で雨の日の場合は?
結論から言うと、雨の日でもクワガタを捕まえることはできます。
ただ、晴れの日のように活発に活動をせず、クワガタが隠れている木のうろや根元を探す必要があります。
ですので、雨の振り方が少量であれば、クワガタの数が減ってしまいますが捕まえることができます。
しかし、雨が土砂降りの状態だと、エサとなる樹液は雨水で流されてしまいますし、クワガタも行動しにくいため隠れてしまいます。
そのため、雨の降り方が激しい場合は、クワガタを捕まえることは止めておいた方が無難でしょう。
有機 無農薬 安全オーガニック バナナ 約2kg ※野菜ソムリエ監修
クワガタに関するその他の情報
クワガタが羽化する時期とは?羽化する期間や時間はどのくらい?
まとめ
クワガタを捕まえる場合、記事にある「エサ」や「習性」を利用した方法を用いれば簡単に捕獲することができます。
しかし、雨の日はクワガタが雨水を避けるために隠れてしまうため、別の日にした方が良いでしょう。