ケチャップ汚れが壁紙についた時の落とし方とは？

「ケチャップ汚れ」が壁紙に付いてしまうと本当に落ちないですよね。

小さな子どもがいらっしゃるご家庭だと起こってしまう悲劇だと思います。

そんな壁紙のケチャップ汚れですが、何とかして綺麗な状態に戻したいものです。

そこで今回の記事では、ケチャップ汚れが壁紙についた時の落とし方について、お伝えさせていただきます。

壁紙のケチャップ汚れを落とす時に必要になる道具とは？

壁紙のケチャップ汚れを綺麗に落とすためには、まず掃除道具を揃えるところから始めていきましょう。

というのも、ケチャップ汚れは多くの場合、ただ拭き掃除をするだけでは綺麗にならないことがほとんどです。

これは、ケチャップに含まれるリコピンという色素成分が原因です。

リコピンはタンパク質などを含んでいますが、そのほとんどは水分なので衣類などに付着するとすぐにシミとなってしまうわけですね。

ですので、こういった汚れに合わせた掃除方法を実践する必要があり、そのために適切な掃除道具が必要となります。

具体的な掃除道具としては、

１・中性洗剤（液体タイプ）
２・台所用スポンジ
３・捨てても問題ないタオル
４・ティッシュ
５・ぬるま湯
６・小皿などの容器

以上です。

上記の掃除道具の準備が終わったら、いよいよケチャップ汚れを綺麗にしていきます。

ケチャップ汚れが壁紙についた時の落とし方とは？

前章にある掃除道具を揃えたら、ケチャップ汚れを取り除く作業を行いましょう。

具体的な掃除手順としては、

１・ティッシュで壁紙に付いた固形のケチャップを、広がらないようにそっと拭き取る

２・ぬるま湯にタオルを浸してよく絞った状態にする

３・絞ったタオルでトントンとケチャップ汚れの部分を叩き、汚れ部分を湿らせる

４・小皿などの容器に中性洗剤を少量出して、ぬるま湯で薄める

５・台所用スポンジに薄めた洗剤を付けて、ケチャップ汚れの部分を泡立てる

６・ケチャップ汚れが浮いてきたら、ぬるま湯にひたして絞ったタオルで叩き、洗剤の成分と汚れをタオルへと移す

７・ケチャップ汚れが取れたら、濡れたタオルで壁紙に残った洗剤をよく拭き取る

８・最後に乾いたタオルで水分を吸い取れば完了

以上です。

ちなみに、頑固なケチャップ汚れにはメラミンスポンジや酸素系漂白剤もあります。

ただ、メラミンスポンジには研磨効果があるため、強い力を加えたり、何度もシミをこすってしまうとビニールクロスの壁紙でも剥がれてきてしまうことがあります。

酸素系漂白剤は、壁紙の素材などによっては色落ちといった被害が生じる可能性があります。

そのため、これらを使う場合は優しく丁寧に汚れを落とすよう気をつけたり、壁紙の目立たない部分に酸素系漂白剤を使って問題がないかどうかを確認してから本番の作業を行うようにしてください。

また、液体を壁紙に使う方法なので、汚れがあった部分の壁紙がある場所は風通しを良くして、乾燥しやすい状態にしておくと良いでしょう。

後々カビなどが発生することを予防できます。

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