風邪を引いた時に食べる果物といえば、やっぱりりんごですよね。
食欲不振でご飯が食べられなくても、りんごは食べることが出来るという方も少なくないと思います。
しかし、なぜりんごを食べると体調が良くなるのでしょうか?
りんごを食べると身体が元気になったと実感できることはあっても、その仕組みについては知らない方が多いかと思います。
一歩踏み込んで、「仕組みがわかれば、もっと効率的に体調を整える方法があるのでは?」と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか?
また、りんごを食べる上での注意点も知っておくと良いかと思います。
そこで今回の記事では、
- 風邪の時にりんごを食べるとなぜ良いのか?
- 風邪の時にりんごをすりおろして食べる
- 風邪の時はりんごをはちみつと一緒にどうぞ
これらのことについて書いてみました。
是非、参考にしてください。
風邪の時にりんごを食べるとなぜ良いのか?
そもそも、なぜ風邪の時にりんごを食べると良い効果が得られるのか?
これはズバリ、りんごには風邪の時に必要な様々な要素が秘められているからです。
具体的に申しますと、腸内環境の正常化、100種類以上のポリフェノールによる身体の免疫力の向上、疲労回復、水分補給、ビタミンCなどなど。
「1日1個のりんごは医者を遠ざける」という言葉も納得するほどの効果です。
また、身体が発熱している時は発汗が激しくなり、下痢などの症状も現れている場合は脱水症状に陥ることもあります。
りんごには整腸効果もありますし、ご飯が食べられなくても水分補給をしっかりと取る必要があることを考えると、食べやすく水分補給も出来るりんごは、素晴らしく優秀な果物だといえるでしょう。
他にも効果があり、りんごに含まれているリンゴ酸とクエン酸は食欲増進などに効果があり、食欲不振の状態を改善する効果が期待できます。
さらに、りんごは身体を温める食べ物でもあります。
風邪の時に食べれば冷えた身体を温め、体力の消耗を抑えてくれると思います。
風邪の時にりんごをすりおろして食べる
りんごを食べる際にはちょっとした工夫をすることにより、さらに効果を高めることが出来ます。
それは、りんごをすりおろして食べることです。
というのも、りんごの皮には腸の粘膜保護作用がある「ペクチン」が大量に含まれているからです。
風邪により弱った胃腸を治癒することが期待でき、また、風邪で喉が痛い場合は、固形物が食べにくいことが多いため、すりおろすことで食べやすくもなります。
ただし注意点としまして、りんごをすりおろす際に使用するおろし器は「陶器」か「プラスチック」のものを選びましょう。
金属製のおろし器を使うと、りんごの成分が変質してしまうからです。
ちなみに、すりおろしたりんごだけを食べても良いですが、他の体調を良くする食品と組み合わせるとさらなる効果が期待できます。
例えば、ヨーグルトとの組み合わせると、双方ともに整腸効果があるため、下痢の症状が出ている方には症状の改善に効果があるかと思います。
他には、おろし生姜との組み合わせも良いでしょう。
生姜には免疫力の向上や喉の痛みを和らげる効果があるので、すりおろしたりんごと一緒に食べることで風邪の症状を緩和することが出来ると思います。
風邪の時はりんごをはちみつと一緒にどうぞ
風邪を引いた時は喉の痛みが激しくて、固形物を食べることが辛いことも珍しくないと思います。
そこで、すりおろしたりんごとはちみつを組み合わせて食べると症状の改善につながります。
はちみつには、様々な栄養成分が含まれており、これらが風邪によって弱った身体を回復してくれます。
特に、喉の炎症に対して効果が高く、すりおろしたりんごと組み合わせることで非常に美味しく食べることが出来ます。
また、すりおろしたりんごとはちみつをそのまま食べても良いですが、お湯や紅茶で割って飲むこともおすすめです。
風邪を引いた時は身体を温めることが非常に大切なので、この方法なら身体を芯から温めつつ、喉の炎症やお腹の調子を改善することが期待できます。
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まとめ
りんごは本当に優秀な果物です。
風邪の時はもちろん、平時から食べるようにしておけば、風邪を引きにくい身体を作ることが出来ると思います。
また、りんごは様々な品種が存在するため1年中食べることができ、入手が簡単であることも長所だと言えるでしょう。