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インフルエンザに子どもがなった時の対応について具体的な方法をくわしく紹介

12月以降から爆発的に患者数が増えるインフルエンザ。

インフルエンザは集団感染しやすく、小さな子どもだと「うがい・手洗い」などの予防を徹底することが難しいこともあるでしょう。

しかも、中学生以上のようにある程度年齢が高い子どもなら冷静に対処できるでしょうが、幼児のような小さな子どもの場合は動揺してしまい、状況に上手く対処できないこともあるかと思います。

特に、5歳以下の子どもはインフルエンザに感染すると重症化しやすく、インフルエンザ脳症などの合併症状を引き起こしやすいことも考えるとパニックになる人もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回の記事では、インフルエンザに子どもなった時の対応についてお伝えさせていただきます。

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インフルエンザに子どもなった時の対応について

小さい子どもの場合、自分の体調がおかしくても大人へ上手く情報を伝えられないことがあります。

そのため、親の側で子どもの症状をチェックするようにしておくと良いでしょう。

子どものインフルエンザの特徴としては、

急激な発熱(前触れとしての鼻水やくしゃみなどがなく、いきなりの高熱)
38℃以上での発熱・悪寒
全身の筋肉・関節の痛み
鼻水・鼻づまり・咳・くしゃみ
下痢や嘔吐
熱性痙攣(ねっせいけいれん)

以上になります。

子どもにこれらの症状が現れた場合は、インフルエンザの可能性を疑った方が良いでしょう。

また、現在住んでいる地域でインフルエンザが流行しているかどうかや、子どもが通っている幼稚園・保育園などでの流行もチェックしておくと判断材料の1つになります。

子どもが一歳未満の場合について

子どもが一歳未満の幼児の場合は、上記のものとは別に次の症状が現れる場合があります。

高熱が出た際に「痙攣」や「意識の喪失」が起きる
ぐずり方が酷かったり、機嫌が悪い状態が長時間続く
呼びかけへの反応が悪い

以上になります。

赤ちゃんの場合は、親の側が体調の変化に気づいてあげないといけません。

そのため、高熱の有無や泣き方がいつもと違う、ミルクの飲みが悪い・食欲がないなどの変化を見逃さないようにしましょう。

子どもによっては下痢や嘔吐などの症状が現れることもあるため、脱水症状にも注意しましょう。

子どもがインフルエンザだった場合、病院に行くタイミングとは?

子どもがインフルエンザだと思われる状態になっている場合、病院に行く場合はまず時間帯を確認しましょう。

昼間であればすぐに病院に行けば良いですが、夜間だと少し考える必要があります。

というのも、インフルエンザが流行する時期の夜間はとても寒いので、体調が悪い状態での移動は子どもにとって負担になることがあります。

夜は家で安静にして、翌日早めに病院に行くと良いでしょう。

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ただし、

子どもに呼びかけても返事がない
眼の焦点が合わない
痙攣を起こしている
いつもと様子が明らかに違う
顔色が悪い(土気色、青白い)
唇が紫色になっている(チアノーゼ)

などの症状が現れている場合は、時間帯に関係なくすぐに病院へ行きましょう。

あるいは、上記のような症状が出ていなくても、子どもの様子がおかしいと感じたならば、病院へ相談をするようにしましょう。

インフルエンザに子どもなった時の対応で親の場合は?

子どもがインフルエンザになった場合、看護をする親もきちんとした対応が必要になります。

家庭内でのインフルエンザ流行を防ぐためにも、看護の際はしっかりとした対処方法を実践するようにしましょう。

具体的には、

看護をする側もマスクの着用をする
看護をした後には必ず「手洗い・うがい」を徹底する
感染のリスクを減らすために、看護をする人間は少数に限定する
加湿器などを使って室内の湿度を一定に保つ

などになります。

ちなみに、インフルエンザを発症したのが成人であれば、患者と家族を別室で分けた方が良いですが、患者が小さな子どもである場合、異常が起こった時にすぐ対応できるよう一緒の部屋で寝るなどの対処が必要になることがあります。

というのも、小さな子どもがインフルエンザに疾患した場合、抗インフルエンザウイルス薬の種類や服用の有無にかかわらず異常行動をとる可能性があるからです。

異常行動には「急に走り出す」「徘徊する」などが挙げられます。

そのため、窓や扉の施錠の徹底や患者を休ませる部屋を一階にするなどの注意が必要になります。

転落事故などの防止のため、インフルエンザにかかった子どもの環境も考えるようにしましょう。

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まとめ

子どもがインフルエンザに疾患すると不安で仕方ないですよね。

しかし、緊急事態であるからこそ、状況に対して冷静に対処していく必要があります。

そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。

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