夏から秋にかけて日本に接近し猛威を振るう台風。
強力な雨風による被害に対して備えることが必要ですが、仕事などで外出する際に傘を使うことがあるかと思います。
しかし、台風のような強風が発生している環境で傘を使用する場合、様々なことに注意しておく必要があります。
また、台風時に傘以外の雨具についても知っておきたいですよね。
そこで今回の記事では、
- 台風時に傘を使うのは危険!?
- 台風対策に役立つ雨具はこれ!
これらのことについて、お伝えさせていただきます。
台風時に傘を使うのは危険!?
台風時に傘を使用することは様々な危険を伴います。
場合によっては怪我をしてしまうこともあるので、注意しておきたいですね。
1・台風による強風
台風時に傘が破損する可能性がもっとも高いのが強風によるものです。
もちろん、台風による悪天候下では大雨にも注意が必要なのですが、傘が危なくなるのはこちらが主な理由となります。
台風の影響下では、風速数十メートルにもなる強風・突風が吹き荒れることが珍しくありません。
そのため、台風時に傘をさしていると、「強風の威力で傘の骨が折れる」・「傘がめくれ上がる」といった被害が発生してしまうわけですね。
当然ですが、破損してしまった傘は雨具の役割を果たせない場合がほとんどです。
また、突風に煽られて、自分の身体ごと飛ばされそうになったりすることも考えられます。
予期せぬ転倒は骨折などの重大な怪我に繋がることもあるため、注意が必要になります。
2・飛ばされた傘で怪我をする
台風による強風で傘が飛ばされてしまうことにも注意が必要になります。
傘が手元から吹き飛ばされてしまうと、周囲にいる人間に当たって怪我をしてしまうこともありますからね。
また、傘が破損した場合、「壊れた傘の折れた部分」・「鋭利な部分」といった箇所は非常に鋭く危険です。
自動車の車体に穴を開けるほどの威力を発揮するケースも確認されており、これは人間の身体にも穴が開く可能性が十分あることを意味しています。
あるいは、捨てた傘が走行中の自動車にぶつかることも考えられます。
重大な事故の原因になることも十分に起こりえるため、傘が壊れてしまっても道端に捨てることは絶対にやめてください。
台風対策に役立つ雨具はこれ!
前章にあるように、台風の強風が吹き荒れている状況で傘を使うのは非常に危険です。
そこで役に立つ雨具が「レインコート」ですね。
強風が吹き荒れている状態でも、レインコートならしっかりと雨風から守ってくれます。
また、レインコートを使用する際は、台風の風速を目安とすると良いでしょう。
具体的には、
2・風速15~20m……風に向かって歩けなくなり、転倒する人も出てくる
3・風速20~25m……物につかまっていないと立っていられない
4・風速25m以上……屋外での行動は極めて危険
以上になります。
1番目の「風速10~15m」の時点で、傘をさすことは難しくなります。
風の強さがそれ以上となると、まず傘が壊れてしまうでしょう。
そのため、「風速10~15m以上」の場合は、屋外での移動にはレインコートを着用した方が無難です。
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まとめ
台風の強風時にはしっかりとした雨具を用意しておきたいですね。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。