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捻挫の治療でご家庭で出来ることやお風呂について紹介

捻挫は日常生活内でも起きうる怪我の1つです。

誰もが経験したことがある捻挫ですが、捻挫の完治には1~2週間の時間が必要になります。

重度のものはすぐに病院に行くべきですから、適切な治療を受けることになるかと思いますが、軽度の場合は治るまで放置することも少なくないのではないでしょうか?

「軽い捻挫なら放置しても平気なんじゃ?」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、軽い捻挫でも長くなると完治に1ヶ月以上の時間を必要とする場合もあります。

また、捻挫している状態でまた捻挫をしてしまうと、捻挫しやすくなることも言われていますよね。

ですので、捻挫を素早く治すためにご家庭内で捻挫が良くなる方法を実践することが重要になります。

そこで今回の記事では、

  • 捻挫の治療でご家庭で出来ることとは?
  • 捻挫の治療でお風呂に入ると良いのか?

これらのことについて書いてみました。

ぜひ、参考にしてください。

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捻挫の治療でご家庭で出来ることとは?

捻挫をした直後、腫れや炎症が激しい状態のことを「急性期」と呼びます。

この急性期の期間に出来る治療方法として「RICE処置」が有名です。

RICE処置とは、それぞれの措置の頭文字を取った名称で、内容は以下の通りになります。

Rest(安静にする)

捻挫をした直後は腫れや炎症が激しい状態になっていますので、患部に体重をかけたり激しい運動をしないようにしましょう。

無理に運動などをすると、症状の悪化に繋がることがあります。

Ice(冷却する)

捻挫をした直後の措置としてはもっとも重要な部分になります。

バケツや洗面器、ビニール袋にに氷と水を入れ、これらを使って患部全体を急いで冷やしましょう。

上記にもありますが、捻挫をした直後は腫れや炎症が激しい状態になっていますので、まずはこの状態を解消する必要があるからです。

最低でも20~30分くらいは患部を冷やすようにしましょう。

また、冷えるタイプの湿布を患部に貼ることも効果的です。

逆に、捻挫をした直後はお風呂に入らないようにしましょう。

身体を清潔に保つためには、シャワーを浴びる程度にとどめておいた方が良いです。

Compression(患部を圧迫・固定する)

ここで言う圧迫・固定とは、包帯を巻いたりサポーターを付けたりすることを言います。

ただし、あまりきつく圧迫してしまうとその部分の血流が悪くなるため、適度な加減をしましょう。

Elevation(心臓よりも高い位置に患部をあげる)

これは文字通りですね。

足首を捻挫した場合は、仰向けに寝た状態で椅子などの上に捻挫した足を上げておきましょう。


以上が「RICE処置」になります。

ご家庭内でも実践可能な治療方法なので、捻挫した直後はこのRICE処置を行ってみて下さい。


次に、上記の「急性期」から時間が経過して、腫れや炎症などが収まった状態の「慢性期」での治療方法をご紹介させていただきます。

この慢性期は患部に鈍痛が残っており、筋肉が固くなって動かしにくい状態のことを言います。

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激しい腫れや痛みが引いたからといって、捻挫が完治したわけではないので注意して下さい。

この状態の患部は血流が悪くなっている状態が続いているため、患部を温めることにより血流を良くする必要があります。

温湿布やお風呂などで患部をしっかりと温めてあげましょう。


また、お風呂から上がった直後は筋肉が柔らかくなっているので、マッサージやストレッチを行うことも効果的です。

患部の周辺を優しく揉んであげたり、ゆっくりと患部を動かして筋肉をほぐしてあげましょう。

注意点としては、お風呂に入った状態ではマッサージはしないようにしましょう。

浴槽に身体を付けている状態である場合、水圧ですでにマッサージをしている時と同じ状態であるため、そのままマッサージをすると過剰になっていまいます。

捻挫の治療でお風呂に入ると良いのか?

捻挫をした時にお風呂が効果的かどうかは、捻挫の状態によります。

捻挫をした直後である、腫れや炎症の激しい急性期の状態でお風呂に入ると、患部が暖められ血流が良くなり症状が酷くなることがあります。


逆に、急性期後の慢性期では、固くなった筋肉を柔らかくして血流を良くすることが出来るので、お風呂に入ることは捻挫の治療として効果的であると言えます。

筆者も慢性期に入って以降は、洗面器にお湯を溜めて患部を浸したり、お風呂でしっかりと温まった後にストレッチをしています。

捻挫が徐々に良くなっていることを実感できているので、間違いなく効果があると断言できます。

ゆっくりとお風呂に入って捻挫を良くしましょう。

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まとめ

捻挫は日常生活に支障をきたす怪我なので、早めに治したいですよね。

場合によっては仕事にも影響が出るため注意が必要です。

筆者はよく仕事で重い荷物を運んだりするので、しっかりと記事内容を実践して完治を早めようと思います。

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