「魚の骨が喉に刺さった!?」
このような経験をした方は多いことでしょう。
魚の骨が喉に刺さると、痛みや異物感でイライラしてしまいますよね。
しかし、具体的な対処方法がわからないと手の施しようがありません。
また、魚の骨が喉からどうしても取れないといった時の対処方法も知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、
- 魚の骨が喉に刺さった時の対処方法はこれ!
- 魚の骨が喉に刺さって取れない時はどうすべきか?
これらのことをお伝えさせていただきます。
魚の骨が喉に刺さった時の対処方法はこれ!
1・魚の骨を確認する
魚の骨が喉に刺さった感覚があった場合、まずは魚の骨を家族の方などに確認してもらいましょう。
実のところ「魚の骨が刺さっている」と思った時、実際には刺さっていないことが多いからです。
これは、骨が喉を通る時に粘膜の表面を傷つけ、それ以後、飲み食いをすると傷に痛みが出るので、魚の骨が刺さっているという錯覚を起こすわけです。
あるいは、実際に魚の骨が刺さっていても、簡単に抜ける位置に刺さっていることもあります。
2・魚の骨を取り出す
魚の骨が喉に刺さっていることを確認できたら、次は魚の骨を取り除きましょう。
ただ、手で直接骨を取ろうとはしないでください。
無理に取ろうとすると骨を押し込んでしまう危険性がありますからね。
そのため、ピンセットなどの道具を使い、ライトで照らしながら魚の骨を取り除くと良いでしょう。
また、その際、ピンセットの消毒は不要です。
というのも、人間の口の中には大量の雑菌が存在するため、使用前にピンセットを水洗いする程度で大丈夫です。
ピンセット使用後はしっかり水洗いをして、うがいをしておきましょう。
3・魚の骨が確認できない場合
魚の骨が喉の何処にも確認できない場合、そもそも刺さっていない可能性と、見えないような深いところに刺さっているのどちらか、ということになります。
前者なら問題ありませんが、後者である場合は気になりますよね。
ただ、基本的に普通に食事ができて水分が摂れるのであれば、精密検査や治療は不要です。
しかし、
2・痛みが激しくなる
3・発熱がある
4・息苦しい
5・出血している
6・飲み食いに支障がでている
以上のような症状が現れている場合は、精密検査が必要ですのですぐに病院を受診してください。
魚の骨は、時間経過で溶けて消えるといったことがありませんので、病院で検査と治療が必要になるからですね。
また、病院を受診する時は、喉・耳・鼻などを専門とする耳鼻咽喉科を受診すると良いでしょう。
魚の骨が喉に刺さって取れない時はどうすべきか?
魚の骨が喉に刺さって取れない場合は、前章にもあるように刺さっていない可能性をまず考えましょう。
その上で、症状が改善されない場合は、病院を受診するようにしてください。
魚の骨は、時間経過で溶けて消えるといったことがなく、また、素人が無理やり取り除こうとすると状態が悪化する可能性が高いからですね。
さらに、鯛(タイ)のような骨が非常に大きく頑丈な魚の場合は危険です。
というのも、喉の刺さった骨が身体の内部にまで通り抜けて、心臓や太い血管を傷つけ命に関わるケースもあるからです。
そのため、場合によっては急いで救急外来などを受診することも考えてください。
逆に、アジやサンマ、ウナギといった骨が小さく細い魚の場合は、そこまで重症化する心配はないでしょう。
ホーザン(HOZAN) 先曲がりピンセット カーブタイプ 材質ステンレス 全長115mm 重量18g 開き幅7mm P-882
喉に関するその他の情報
魚の骨が喉に刺さった時の対処方法はこれ!取れない時のやり方も紹介
子どもの喉に魚の骨が刺さった時の対処方法はこれ!放置するとどうなるのかも紹介
まとめ
魚の骨が喉に刺さると、本当に不快ですよね。
そのような状態を改善するために、この記事がお役に立てれば幸いです。