猫の爪切りで血が出た時の対処方法はこれ!深爪予防方法も紹介 | ごろん小路。

猫の爪切りで血が出た時の対処方法はこれ!深爪予防方法も紹介

「猫の爪切りで血が出てしまった!?」

このような場面に出くわすとパニックになってしまいますよね。

大切な愛猫ですから、すぐに流血に対処をしてあげたいですが、具体的な方法がわからないと難しいものです。

そこで今回の記事では、

  • 猫の爪切りで血が出た時の対処方法はこれ!
  • 猫の深爪の予防方法とは?

これらのことをお伝えさせていただきます。

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猫の爪切りで血が出た時の対処方法はこれ!

1・止血を行う
猫の爪切り中に出血が発生してしまった場合、まずは止血を行いましょう。

猫の品種などによっては結構な勢いで流血が発生することもありますが、冷静に対処してあげましょう。

止血方法としては、患部をティッシュで圧迫してください。

深爪に限らず、出血に対しては「圧迫止血」が基本となります。

小さい血管からの出血であれば、2~3分ほど圧迫すれば出血は止まります。


2・止血パウダーを使う
上記の方法を実践しても猫から出血が止まらないことがあります。

患部の圧迫を解いたら、ジワジワと血が滲むといった状態などですね。

そういった時は「止血パウダー」を使いましょう。

止血パウダーとは、少量の出血を止める際に使用される止血剤のことです。

基本的な使用方法としては、清潔なガーゼなどを用いて患部を数十秒間圧迫止血を行った後、止血パウダーを押し当てることで素早く止血することが可能です。

ただ、手元に止血パウダーがない場合もあるかと思います。

その場合は、「小麦粉」である程度代用することができます。

小麦粉を指で一つまみし、それを出血している患部に当てて圧迫します。

そうすることで、粉がカサブタのように固まって、血を止めてくれます。


3・動物病院へ猫を連れて行く
1と2の方法でも猫の血が止まらない場合は、しっかりと患部を圧迫した上で猫を動物病院へ連れて行きましょう。

いつまで経っても猫の血が止まらない場合、血液凝固異常という状況かもしれません。

血液凝固異常とは、何らかの理由により、傷からの血が止まりにくい状態のことです。

素人が対処できないことも多いため、専門家である獣医さんに診てもらいましょう。

猫の深爪の予防方法とは?

1・爪の切り方のポイントに注意する
猫の爪の切り方としては、「落ち着いて」・「素早く」・「無理をしない」といった3つがポイントになります。

猫が爪切りを嫌がることは珍しくないため、出来るだけ短時間で行いましょう。

そして、素早く猫の爪を正しく切るためには、先端の白い爪だけを的確に切ることです。

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長さにして2mm程度、爪の鉤になっている部分ができたら切るイメージですね。

また、一度の爪切りで大きく爪を切るのではなく、頻繁に短く爪を切る方が深爪になりにくいです。

プロの方はもっとギリギリまで切りますが、飼い主さんの場合はそこまでの技術力がないことが多いからです。


2・猫に爪とぎをしてもらう
猫の爪は、爪とぎをしていれば基本的には伸びません。

猫の爪は何層にもなる構造をしており、爪とぎをすることで古い層の爪を剥がして新しい尖った爪にすることができるからですね。

イメージとしては、タマネギを思い浮かべればわかりやすいでしょうか。

この構造により、猫の爪は一定の長さまでしか伸びないので、爪とぎをしている場合は爪切りをする必要がありません。

ただ、狼爪(ろうそう)という親指にあたる爪は地面に接触せず、爪とぎをすることができないので、飼い主さんが切ってあげる必要があります。


3・爪切りに慣れてもらう
猫が爪切りに慣れていない場合、まずは手を触られることや爪切りの見た目や感触に慣れてもらうと良いでしょう。

猫の手を触りながら、あるいは爪切りを見せながらおやつを与えるといった方法があります。

「爪切りを猫に見せる」→「爪切りを猫の手に触らせる」といったように、段階を踏んで慣れていってもらうと効果的です。

また、猫に「エサ」というご褒美をあげる時は、猫が空腹である時の方が効果が大きいです。

エサに対する猫の印象が、空腹時の方がはるかに大きいからですね。

注意点としては、猫の集中力はおおよそ10分くらいが限界だということです。

爪切りに慣れさせる作業は、おおよそ10分を目安に行っていきましょう。

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まとめ

愛猫が深爪により出血してしまうと、本当にパニックになってしまいますよね。

そのような状態を解決するために、この記事がお役に立てれば幸いです。

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