シロアリ駆除を自分でやる時の方法はこれ!おすすめの時期も紹介 | ごろん小路。

シロアリ駆除を自分でやる時の方法はこれ!おすすめの時期も紹介

「シロアリ」は大切な家を破壊する最悪の害虫です。

そんなシロアリですが、シロアリ駆除を自力で行いたいと考える方は多いかと思います。

目の前に憎きシロアリがいるのですから、まずはすぐに駆除したいですよね。

しかし、自力でのシロアリ駆除の具体的な方法がわからないと困ってしまいます。

そこで今回の記事では、

  • シロアリ駆除を自分でやる時の方法はこれ!
  • シロアリ駆除におすすめの時期とは?

これらのことをお伝えさせていただきます。

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シロアリ駆除を自分でやる時の方法はこれ!

1・シロアリの発生場所の調査
シロアリ駆除を行う上で重要なのが、シロアリの発生場所の調査になります。

これは、シロアリの羽アリが直接家に住み着くことは極稀であり、多くは家屋の周囲にある木材などから移動してくるからですね。

例えば、家の周囲に切り株や木材などを放置していると、まずそこがシロアリの巣になり、地下から家の床下部分などに移動してくることがあります。

そのため、目の前にいるシロアリを駆除するだけでなく、根本的な発生原因を取り除いてやる必要があるわけです。

また、シロアリの種類や家の構造によって駆除方法が変わることもあるため、まずは調査から始めることが無難です。

シロアリの発生場所の調査を行う場合、以下のようなポイントを調べると良いでしょう。

1・屋根裏
2・浴室やトイレ、台所などの水回り
3・タイルの隙間
4・床下換気口やその周辺
5・家の床下部分
6・家の周囲にある木材や切り株など


2・シロアリの種類を確認
シロアリ駆除は、シロアリの種類によって駆除方法や使用する薬剤が異なります。

そのため、調査の段階でシロアリの種類を特定しておきましょう。

日本で家屋に被害を与えるシロアリは「ヤマトシロアリ」と「イエシロアリ」の2種類であることが多いです。

この2種類の具体的な特徴は、

ヤマトシロアリ
1・北海道北部を除く日本全国に生息
2・湿った木材や水周りを好む
3・巣は作らず、加害箇所にそのまま住みつく
4・羽アリは、頭部が褐色、体が黄色、羽根は透明な薄黄色
5・羽アリは、4~5月頃の昼前によく飛ぶ


イエシロアリ
1・九州や四国の沿岸部、西日本の太平洋側沿岸部に生息
2・湿った木材をはじめとする建材全体を好む
3・加害箇所とは別に、大きな巣を作る
4・羽アリは、頭部が黒褐色、体は黄色、羽根は暗褐色
5・羽アリは、6~7月頃の夕方から夜間にかけてよく飛ぶ

以上です。

また、シロアリ駆除と聞くと、殺虫スプレーやバルサンを使うことを考えるかと思いますが、これらは使用しないことをおすすめします。

というのも、シロアリは警戒心が強く、なおかつ殺虫剤にはシロアリが嫌う成分が含まれていることが多いので、周囲のシロアリが逃げてしまいます。

その結果、別の場所で巣を作ることがあり、駆除しづらくなったり被害が拡大してしまう可能性があるからですね。


3・目の前にいるシロアリの駆除方法
すでにシロアリの羽アリなどが目の前にいる場合は、掃除機を使って吸い取ると良いでしょう。

シロアリは非常に弱い害虫で、掃除機で吸い取った際の衝撃で死んでしまうほどに貧弱です。

そのため、目の前にいるシロアリに対しては掃除機を使って駆除をすることをおすすめします。

また、吸い上げたシロアリはそのままゴミとして処理しましょう。


4・シロアリの根本的な駆除をする

1・ベイト工法
「ベイト工法」とは、ステーションと呼ばれる容器に、殺虫成分の入ったベイト剤という毒餌を入れて地中に埋める駆除方法です。

後述するバリア後方とは違い、薬剤を広域に散布しないので、小さなお子さんがいるご家庭やペットへの影響を心配される方におすすめの工法です。

また、床下などに潜る必要がないので、作業量が軽いものですむこともポイントですね。

注意点としては、使用する毒餌は遅効性なので、シロアリ駆除に対して即効性が低いことが挙げられます。

環境にもよりますが、効果があらわれるまでには、だいたい1~3ヵ月かかります。

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そのため、イエシロアリのように、凄まじい勢いで家屋に被害をもたらすシロアリの場合には適さないことがあるので、注意をしてください。


2・バリア工法
「バリア工法」とは、家屋の床下や支柱などに「液体の薬剤を散布する」シロアリ駆除方法になります。

多くのシロアリは床下の土から侵入してくるため、ここに薬剤を散布することでシロアリの侵入を予防するわけですね。

都合上、シロアリが生息している場所に直接薬剤を作用ことになるので、シロアリに対して高い駆除効果が見込めることも特徴です。

注意点としては、バリア工法の場合は直接床下に人が潜って作業を行う必要があります。

もちろん、作業着に着替え、床下に噴霧器といった道具や駆除用薬剤を持ち込むことになるため、重労働となることが考えられます。

そのため、自分で作業をすることが難しいと思った場合は、業者に依頼をすることを検討した方が良いかと思います。

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シロアリ駆除におすすめの時期とは?

結論から言えば、シロアリ駆除は基本的に適した時期がありません。

シロアリによる被害がすでに発生している場合はとにかく早く駆除作業をして、家屋の被害拡大を防ぐことが重要になります。

そのため、時期など関係なくするに対処するようにしましょう。

ただ、ベイト工法のようにシロアリの活動を利用して駆除する場合は、シロアリが活発な4~9月頃に行うことがおすすめではあります。

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まとめ

シロアリは家屋に致命的な被害をもたらす恐ろしい害虫です。

そんなシロアリを効果的に駆除するために、この記事がお役に立てれば幸いです。

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