「苔」が住宅のコンクリート部分に生えることがあります。
苔は人体に悪影響を及ぼすようなものではありませんが、見栄えが非常に悪くなってしまいますよね。
しかし、苔がコンクリートに生える原因がわからないと、予防方法などを講じにくいところです。
そこで今回の記事では、
- コンクリートに苔が生える原因はこれ!
- コンクリートに苔が生えないようにする予防方法とは?
これらのことをお伝えさせていただきます。
コンクリートに苔が生える原因はこれ!
コンクリートに苔が生える場合、その原因の多くは「環境」にあります。
そもそも苔は胞子植物と呼ばれるものであり、胞子と呼ばれる生殖細胞が空気中に放出されると、それが辿り着いた場所が生育しやすい環境だった場合、そこで繁殖することになります。
その際、苔が繁殖する条件がいくつかあり、
2・日当たりが悪い
以上です。
苔は植物であるため、生育には絶対に「水分」が必要になります。
カラカラに乾いている場所では苔は育たないわけですね。
例えば、風通しが悪い場所や軒下といった雨が降った後に水分が残ってしまうような場所などは、苔にとって非常に都合が良い場所だと言えるでしょう。
次に、「日当たりが悪い」というのは、苔に日光が当たり過ぎると水分が一気に失われてしまうため、苔が生存できないからです。
しかし、同時に苔は光合成をする必要もあるため、完全に光がない場所では生きることができません。
そのため、適度に日当たりが悪い場所が必要になるわけですね。
例えば、自宅の北側に位置し日陰になりやすい場所などが候補として挙げられます。
これらのことから、こういった環境下にある場所にコンクリートがあると、コンクリートの表面で苔が繁殖して、苔に覆われてしまうことになります。
また、苔は通常の植物とは違い、根っこにあたる部分が存在しないため、コンクリートの表面でも問題なく繁殖することが可能です。
コンクリートに苔が生えないようにする予防方法とは?
コンクリートに苔が生えないようにする予防方法としては、苔が繁殖する環境を改善するやり方が有効です。
例えば、苔が生えるコンクリートの周囲に置いてある物を移動させて風通しや日当たりを良くするなどです。
場合によっては、庭にある不要な木々を伐採するという方法もあります。
あるいは、コンクリートの表面がデコボコしていると、水分が乾きにくくなるため、苔が生えやすい環境になってしまいます。
そのため、お金がかかりますがコンクリートの表面を舗装し直すという方法もあります。
しかし、残念ながらコンクリートに苔が生える環境を変えることは難しいことが多いです。
建造物の立地条件といった、どうしようもないことが苔発生の原因として挙げられる場合が多いからですね。
そのため、家を新築する際などに風通しや日当たりなどに気を使ったり、新しく入居する場所がどういった立地となっているかをチェックすると良いでしょう。
また、上記にもあるように、風通しや日当たりを悪くする物品があれば、別の場所へ移動可能な状態であることが望ましいです。
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苔に関するその他の情報
まとめ
コンクリートに苔が生えると外観が悪くなりますし、コンクリートの劣化が早くなるという問題があります。
そのため、コンクリートに苔が生えないように予防して対処したいですね。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。