引っ越しの挨拶は向こう三軒両隣までするのが一般的だと言われていますが、一人暮らしの場合も同じようにするべきなのでしょうか?
アパートやマンションで一人暮らしを始めるにあたり、ご近所の方への挨拶で悩む方は多いと思います。
実のところ、最近では状況に応じて挨拶をしない、あるいはするべきではない場合が増えてきています。
自分はどうすれば良いのか、正しい知識を得ておきたいですよね。
そこで今回の記事では、
- 一人暮らしで挨拶はするべきか?
- 一人暮らしの挨拶で女性の場合
- 一人暮らしの挨拶で男性の場合
これらのことについて書いてみました。
ぜひ、参考にしてください。
一人暮らしで挨拶はするべきか?
結論から言いますと、最近では一人暮らしの引っ越しの際にご近所の方へ挨拶をしない人はかなり多いです。
特に、転勤や単身赴任などで引っ越す人はすぐに別の地域へ引っ越すことが多いため、引っ越しの挨拶をする人は少ない傾向にあります。
社会人だと仕事の影響で生活サイクルがまったく重ならない人も珍しくありませんし、学生でも深夜のアルバイトや学校の講義の開始時間などが異なるため出会う機会がないということもあり得ます。
ご近所の方と会う機会がないため、引越しの挨拶をする機会を逃したまま時間が経ってしまうと挨拶しづらくなりますよね。
廊下などですれ違うなどすれば、そのタイミングで挨拶をしておけばよいでしょうが、どうしても機会がないというのならすっぱりと諦めるのも良いと思います。
また、一人暮らしの場合はアパートやマンションなどで生活する方が多いかと思いますが、引越しの挨拶をするためにインターホンを鳴らしてもドアを開けない人も多いです。
そういった人は、自宅にやって来る勧誘やセールスなどを警戒していたり、人と話すのが億劫であるといった理由で居留守を使うわけですね。
挨拶は大切なマナーではありますが、相手の方が警戒していたりする状態でしつこく挨拶に伺い続けると、嫌な勘違いを受けることもあります。
ただし、自分が住むことになるアパートやマンションの管理人さん・大家さんへは必ず挨拶へ伺いましょう。
これからお世話になる機会もあるでしょうし、現在の入居者の情報を聞く機会にもなります。
ちなみに、入居者の情報に関しては不動産屋さんに聞けることも覚えておきましょう。
一人暮らしの挨拶で女性の場合
女性の場合、マナーとしての挨拶よりも防犯上の観点から引っ越しの挨拶をしないケースがほとんどです。
残念ながら、現代日本では個人情報をよく知らない相手に渡すことは危険を招くことになってしまいます。
引っ越しの挨拶をすることにより、他の人に「女性が一人暮らしをしている」という情報をバラ撒いてしまうことになるわけですね。
引越しの挨拶をしないということ以外にも、表札を掲げない、郵便受けに名前を表示しないという人も増えています。
何らかの理由により、どうしてもご近所の方へ挨拶をする必要がある場合は、ご家族の方や信頼できる男性の友人と一緒に挨拶へ伺うと良いでしょう。
また、防犯上からもそうですが、入居者の情報を管理人さん・大家さんから聞けるだけ聞いておくことが大切です。
一人暮らしの挨拶で男性の場合
男性の場合は、女性の場合のように神経をとがらせる必要はありません。
とは言え、引越しの挨拶をするためにしつこく相手の方へ訪問を続けると、嫌がらせになることもありますので注意しましょう。
前章にもありますが、相手の方が女性である場合、大変よろしくない事態を招くこともあります。
廊下などですれ違った際に、引越しの挨拶をしておく程度の認識で良いでしょう。
また、女性ほどではありませんが、防犯上の理由などから入居者の情報を管理人さん・大家さんから聞いておくことを忘れないようにしましょう。
男性だとこういったことは面倒だと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、自身の生活環境に関わる可能性があることはしっかりと調べるようにすると、快適な一人暮らしをおくることが出来ます。
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まとめ
引っ越しの挨拶はマナーですが、防犯上の理由から挨拶をしない人も増えています。
挨拶は大切なものですが、場合によっては挨拶をすることをすっぱりとやめることも重要になるわけですね。
どうしても不安である人は、管理人さん・大家さんにご近所の方へ引越しの挨拶をすべきかどうかを相談しても良いでしょう。