アシダカグモとはどんな虫なのか?ゴキブリ駆除ついても紹介 | ごろん小路。

アシダカグモとはどんな虫なのか?ゴキブリ駆除ついても紹介

「アシダカグモ」という大きな蜘蛛を家の中で見かけることがあります。

あまりの大きさに衝撃を受ける方も多いかと思いますが、実はアシダカグモはとても役に立つ蜘蛛なんです。

とはいえ、アシダカグモに対する知識がないと不安になる場合もあるでしょう。

そこで今回の記事では、

  • アシダカグモとはどんな虫なのか?
  • アシダカグモはゴキブリ駆除にどれだけ役立つのか?

これらのことをお伝えさせていただきます。

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アシダカグモとはどんな虫なのか?

「アシダカグモ」は、日本に生息している蜘蛛の中では大きな部類に入ります。

日本の家屋に生息する約50種類ほどいますが、室内で遭遇する蜘蛛としては最大だと言えるでしょう。

足を広げた状態であれば、CDの直径とほぼ同じくらいの大きさなのですから、初めてアシダカグモと遭遇した人はとても驚くかと思います。

そして、アシダカグモの特徴としてよく挙げられるのが「高い捕食能力」です。

「アシダカグモが家に3匹いれば、その家のゴキブリはわずか半年ほどで全滅する」という検査結果があるほどです。


また、アシダカグモは、同じようにゴキブリをエサとして食べるムカデと違い、人間に害がある強い毒をもっておらず、素手で触るなどをした場合を除き、噛みついてくることはほとんどありません。

アシダカグモ自身も臆病な性格をしているため、人が近寄るだけでささっと逃げてしまうことも珍しくありません。

そして、アシダカグモがエサを食べる時に使う消化液には殺菌作用があり、この殺菌作用によりゴキブリの菌を殺菌するほか、消化液を使って自分の身だしなみを整えるため、見た目に反して非常に清潔な蜘蛛なのです。


ちなみに、アシダカグモの寿命はオスが3年~5年、メスが5年~7年ほどです。

元々は日本には生息していなかった外来種で、1800年代後半ごろに長崎県で見つかったアシダカグモが日本で初めての発見例だとされています。

その後、アシダカグモはその数を増やし、現在では九州や四国、福島より南の地域などに生息しています。

逆に、北海道や東北、また石川県より北の寒冷地においては、その姿を確認することはほとんどありません。

日中は物陰などに隠れて過ごし、夜になるとエサを捕まえるために動き始めます。

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天井や壁などで足を広げて待ち伏せをし、接近してきた虫を捕まえるわけですね。

アシダカグモはゴキブリ駆除にどれだけ役立つのか?

アシダカグモはゴキブリ駆除に非常に役立ちます。

前章にもあるように、「アシダカグモが家に3匹いれば、その家のゴキブリはわずか半年ほどで全滅する」という検査結果があるほどです。

ちなみに、ゴキブリなどのアシダカグモのエサとなる害虫が家の中からいなくなると、アシダカグモは他の場所へ移動するため駆除する必要もあります。

こういったクリーンな性質をもつ虫であるため、インターネットなどではアシダカグモを販売しているところもあるほどです。

また、アシダカグモはゴキブリ以外にも、コオロギ・バッタ・ハエ・蚊・蛾なども捕食します。

家屋の構造などにもよりますが、家の中にいる虫をとにかく食べてくれるので、人間にとって非常にありがたい虫であると言えるでしょう。

殺菌作用のある消化液によって、アシダカグモ自体は清潔なのも良いポイントですね。

ちなみに、成虫の大きなアシダカグモなら、ヤモリや小型のネズミを食べることもあるそうです。

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まとめ

アシダカグモとはどんな虫なのかを理解すると、意外と可愛らしく見えるかもしれません。

家の害虫をたくさん食べてくれるので、可能であれば共存したいところですね。

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